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早春の寒さは、福建省のお茶にメリットが

年明け以後の高温から一転して寒波による雪や霜の害が出ている中国の茶産地。
そのなかでも、福建省は早春の寒さは有利に働くと見ているようです。

 

早春寒对福建省茶叶生产有利

春节假期之后,福建省各地大多出现持续的低温天气,部分高山产茶区更是出现了少见的降雪天气。这样的天气会对福建省春茶生产造成什么影响吗?记者咨询福建省安溪、宁德、武夷山等茶叶主产区的茶商、茶农了解到,现在多数茶树还未发芽,目前来看,低温雨雪天气非但不会对福建省茶叶生产造成负面影响,反而有利于春茶品质的提升。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0221/article_167085.html

 

春節休暇の後、福建省各地では気温の低い日が続くことが多く、一部の高山の茶産地では、雪が降るような天気になっているところもあります。このような天気は福建省の春茶の生産にはどのような影響を及ぼすのでしょうか?福建省安渓県、寧徳市、武夷山市などの茶産地の茶商や茶農家に尋ねたところ、現在ほとんどの茶樹はまだ発芽しておらず、現在のような低温や雨、雪の天気は福建省の茶の生産にはあまりマイナスの影響をもたらさず、むしろ春茶の品質を高めるのにつながるということが分かりました。

<茶樹はまだ発芽しておらず、凍害にもかかっていない>

調べてみると、春節休暇の後、福建省の武夷山市、寧徳市古田県、寧徳市屏南県、安渓県龍涓郷と感徳鎮などの一部の高海抜地域で、雪が降ったようです。

「雪はまだとても厚くて、茶樹の上に被さっていますが、まもなく溶けてしまうと思います」と安渓県感徳鎮の茶商は言います。春節のあと数日間、感徳の高海抜茶園の多くでは突然雪が覆い、分厚い雪の層は布団のように茶樹に被さっていました。「でも、3月末にこのような天気になったら、みんな大分心配したでしょうね」と言います。現在、多くの鉄観音の茶樹はまだ発芽が始まっておらず、低温や降雪と言った天気は茶樹に対してマイナスの影響をもたらしていませんが、もし3月末にこのようなことになったら、多くの茶芽は凍害に遭い、お茶は減産になっていたことでしょう。

子の茶園が突然雪に見舞われたのと同様のことが、寧徳市屏南県でも起こりました。「あの数日はちょうど茶園を見に行っていて、遠くから眺めてみると、全部真っ白になっていました」と屏南県の地元の茶商は言います。このような天気は、現地の茶の生産に影響を与えるものでは無く、それどころか「豊年の兆しの瑞雪で、今年の春茶の品質はきっと去年よりも良いと思います」と言います。

農業の専門家の話によると、福建省では最近発生した低温や雨、雪の天気は生産に対しては悪い与える影響では無いと言います。なぜなら、茶樹はまだ休眠期であり、茶葉もまだ芽が出ておらず、凍害には遭わないからです。このほか、茶樹の高さが低く、密集していることも積雪に対しての抵抗力の強さに繋がっており、押しつぶされてしまったものもごく少数です。このようなことから、今年の突然の雪は、茶の成長に対しては基本的に不利な影響はありません。かえって、低温や雨、雪が続いたことは茶の成長をゆっくりにすることに繋がりこれによって、より多くの栄養物質を蓄えることができるので、茶の品質を高める上では好都合なのです。

<虫害が減り、産量は増えるかもしれません>

このような低温や雨、雪の天気は茶樹の減産を起こさないだけで無く、害虫の駆除や、茶樹の成長を促進することに繋がります。ある茶商の話によれば、春節の時期の気温の低さは、茶園の中の有害な虫のさなぎや幼虫を駆除するのに役立つと言います。このような害虫は冬の間は土壌の中に身を隠していて、天候が温かくなると、成長して出てきます。「気温が低く雨や雪の続く天候は、害虫の温床を破壊するのです」物理的に害虫を消す作用に繋がるのです。

このほか、春節の休暇期間中とその前の1~2ヶ月間、福建省の多くの地域では気温が高く雨の降らない日が続きました。積もった雪解け水と雨水は土壌に染みこみ、茶樹の成長にとって必要な水分となります。

「今年のお茶はひょっとしたら大豊作になるかもしれません」と建甌市の茶農家は言います。茶は他の農作物と同様に、豊作の年と不作の年があります。ここ最近の天気が茶葉の成長に有利に働くことを除いて考えても、「今年の茶樹は大豊作の年なのです」と言い、今後、あまりにひどい天気や病虫害の影響が無ければ、春茶は昨年に比べて増産になるのは予想の範囲内のことです。

調べてみると、福建の緑茶は一般的に3月中旬~下旬に生産が始まり、鉄観音の春茶は4月中旬~下旬に始まります。茶摘みの前の40日間前後の天気は茶の製品と品質に大きな影響を与え、将来”寒の戻り”の影響を受けるかもしれません。専門家は、最近の低温や雨、雪の転機は福建省の茶の生産にはマイナスの影響をもたらしませんが、それでもなお、天気の状況には注意を払うべきだとし、茶園管理を強め、適切な時期の排水、中が予防などを行って、不必要な損失を避けるようにすることを注意喚起しています。

 

昨年の鉄観音は当たり年と言われていましたが、このまま行けば、それよりも良い年になるかも、というところですね。期待しましょう!

 

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