かぜ予防にお茶という話はよく聞きますが、中国でも同じことは言われていて、予防には緑茶、ひいてしまったら紅茶であると、紹介している記事がありました。
※お茶は医薬品ではありませんので、参考程度にご覧ください。
红茶煮沸助治疗 绿茶漱口防感冒
从目前的天气变化来看,气温下降快,昼夜温差较大,加上最近开始供热,室内外温差加大,患感冒的人数剧增。本周,建议大家增加饮茶次数,更好地补水,还可以增加温度。预防感冒可以每天喝些绿茶,或用绿茶漱口。咽喉干痛有感冒征兆,可以多喝白茶降火润燥。如果已经感冒,可以饮用煮沸的红茶。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1106/article_163433.html
今の天気を見ていると、気温が急激に下がり、昼と夜の温度差が大きくなってきました。加えて、最近は暖房も使われ始め、室内外の温度差も大きく、風邪をひく人の数も急増しています。今週はみなさんに、お茶を飲む回数を増やすことを提案したいと思います。水分の補給にもなりますし、体温を増すことにもなります。
風邪の予防には毎日緑茶を飲むか、あるいは緑茶でうがいをするのが良いです。喉が痛く風邪の兆候が出ている場合は、白茶を飲んで熱を取り、乾燥から潤すのが良いでしょう。もし既に風邪になってしまったら、煮出した紅茶を飲むことが良いです。
<緑茶でうがいは単なる民間療法ではありません>
多くの人は、”緑茶を使ってうがいをすることは風邪予防になる”というのは、民間療法だと思われていますが、これは実際そうではなく、そのような観念は間違いです。天津市茶葉協会の秘書長の話によると、科学技術研究の結果によると、緑茶の成分には抗菌作用があり、緑茶の主要成分である”カテキン”にはインフルエンザを予防する効果もあります。「インフルエンザはインフルエンザウイルスによって起こされるもので、細菌ではありませんが、それでも緑茶には同等の予防効果があるのです」。
彼の話によると、”カテキン”はインフルエンザウイルスを殺すことはできないけれども、隔離層を形成し、ウイルスが人体の細胞と結合するのを防ぎます。このため主な効果としては予防であり、治療ではありません。「このように、緑茶でうがいをすることによって、インフルエンザの威力を大きく弱めることができるのです」
<紅茶で風邪を治す効果は昔から文献に記載されています>
「紅茶の中にも多くのカテキンがあって、同様の働きをします」と同じ協会の副会長は言います。風邪を予防する際に紅茶を飲む場合には、ミルクティーにしてはいけません。なぜなら、牛乳の中にあるタンパク質が、カテキンとインフルエンザウイルスの結合を邪魔してしまい、インフルエンザの予防をする際には、効果を大きく損ねてしまうからです。
正しく紅茶を飲めば、予防をするだけでなく、風邪の症状を和らげることもできます。記者が資料を見ていて発見したのは、宋代の陳師文の「和剤局方」には”川芎茶調散”、清代の恬素の「抜萃良方」の”天中茶”や加減した”午時茶”、さらに李東垣の”清空膏”などは、今でも広く風邪の治療に用いられています。
「紅茶が風邪を治療することができるというのは、様々な成分が総合的に作用した結果で、たとえばカフェインやテオフィリンには利尿作用と熱を下げる効果があります。ポリフェノールには菌の繁殖を抑え、殺菌の作用があります。ビタミンCは体質を強め、感染を防ぐ働きもあります」と副会長は言います。ミルクを入れていない紅茶を飲むことは風邪の症状を軽減するのに一定の効果があります。正確な方法としては、紅茶5gを5分間煮出す、もしくは抽出し、それに適量のお酒を入れ、毎日1,2回飲めば、風邪が引き起こす頭痛、寒気、体のだるさなどを和らげることができます。
中国では、風邪に対する効能として、このようにお茶を紹介しているようです。
とはいえ、風邪は休養が一番なので、風邪をひいている方はゆっくりお休みください。