普洱茶の形状には、沱茶、餅茶、磚茶といったものがあります。
現在では特に区分けは無いのですが、かつては慣習的に明確な差があったようです。
“一沱二饼三砖”已成“老黄历”
普洱茶形制多为茶沱、茶饼和茶砖三种 记者走访市场发现——
“一流的原料做成沱、二流的原料做茶饼、三流的原料做茶砖。”记者昨日走访茶叶市场后发现,各种形制的茶叶在价格上并没有明显区分。最便宜的迷你小沱茶包装跟糖果差不多,15~18元就可以买一袋(50颗),最贵的一公斤则在1200~1800元左右,不同品质的茶饼和茶砖的差价也非常大。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1102/article_163247.html
普洱茶の多くは、沱茶、餅茶、磚茶の三種に形成されます。
「一流の原料は沱茶にされ、二流の原料は餅茶に、三流の原料は磚茶になる」。
昨日記者が茶葉市場で取材をしてみたところ、各形によって茶葉の値段にはあまり明確な区分がなかったようでした。最も安いミニ小沱茶は飴玉とそう変わりが無く、15~18元で1袋(50個入り)を買うことができ、最も高いものは1kgで1200~1800元前後で、品質の違う餅茶と煎茶の値段の差は非常に大きいです。
専門家によると、現代の茶葉会社は品質と味の良さを重視しており、「特に高級なお茶は原材料を選ぶ際の基準が非常に厳しく、どのような形の製品が良いかはあまり関係が無く、消費者は外観から値段を推し量ることはできません」。といいます。
消費者がお茶を買う際に、最もよく見かける普洱茶の形は、沱茶、餅茶、磚茶の3種類でしょう。ある茶友はフォーラムで「一流の原料は沱茶になり、二流の原料は餅茶になり、三流の原料は磚茶になると聞いたのですが、これは本当でしょうか?」と質問していました。
<今や形状では価格を論じられません>
昨日、茶葉市場に行ってみると、さまざまな形の茶葉にも高級・中級・低級のものがあり、形状によって優劣を区別するのは困難です。南方茶葉市場では、いくつもの店が入り口のところにうずたかく商品を並べており、その中にあるものは小沱茶と菊花普洱が多くを占めていました。
「この種の小沱茶は最もお手頃で、1袋15元です」と茶葉店の販売員はオススメしてきました。この包装は飴玉のようで、小沱茶は餅茶や磚茶のように工具を使って崩す必要が無く、個包装になっているので、淹れるのに便利だといいます。私はその中の1つを開けてみましたが、お茶の緊圧はあまりきつくなく、細かな茶が多くて、色は真っ黒になっており、少し煙りくさい香りがしました。
あるブランドの店では無い独立系の店の餅茶と磚茶は比較的安く、安い餅茶の値段は25~50元(357g)でしたが、ちょっとかび臭い香りの磚茶もありました。
ある女性の茶商の話によると、低級なお茶のほとんどは原料の質が落ちるもので、「一部には発酵の過程の処理が良くないものもある」と言います。たとえば、同じ重量で計算すると、高級な古樹茶(生茶)の価格は1kgあたり1200~1800元前後で、中級のものは1kgあたり600~1200元の間で、安いものは1kgあたり110元からあります。
「現在売られているお茶は一般的には形の上で区分することはできず、1枚1枚よく見て、できればちょっと試飲をさせてもらって、比較の上で買う方が良いと思います。全体的に言うと、餅茶を好む人がちょっと多いです。なぜなら重量が7両前後であり、丸っこい形はギフトボックスにするにも、包装するにも、価格の面でも比較的適しているのです」と、この女主人は言います。
「以前の国営茶廠の時代には、”一流は沱茶、二流は餅茶、三流は磚茶”という理屈は通っていましたが、今では”古くさいしきたり”になってしまっています」と広州茶葉協会の副会長は言います。彼によると、沱茶は成形を容易にするために、原料の柔らかさ(嫩度)の高いものを選んでいましたが、餅茶はその要求が少し低かったのです。さらに磚茶となると以前は茶の茎や黄片(老葉)も使っていました。
「以前は販売会社による統制販売だったので、磚茶の多くは茎まで含めて圧縮し、辺境の少数民族の地域に売っていました」と華南農業大学茶学系主任の曹教授はこのように話します。この3種類の形状は製茶の伝統によるもので、今は並べて比較することができません。「1960年、70年代には”食糧”としてのお茶は価格を高くすることができず、そのために原材料はあまり細やかなものにはできず、ただ、長期保存はできたのです」。
<言葉の解説>
・黄片
古い樹にある老葉のことを差し、多くの老葉は時間が長くなると黄色くなるのでこの名があります。原料の選定の過程において、大きさが太く、粗いものは揉捻の過程で上手くまとまらないので、生産企画に照らし合わせて跳ね出される部分の生葉で、俗称を”黄片”といいます。
柔らかい葉と比べると煎は効きますが、茶の余韻と味わいは良くありません。
・熟茶は餅米の香りがある程良い
「高品質な生茶、熟茶はできたばかりのお茶を飲んでも大変美味しい」とお茶に造詣の深い翁さんは、ある2003年の中級・高級の熟茶を今まで保管しています。当時は1箱30kgで3.5万元ほどでしたが、これと同じ年、重量の中級・高級生茶の現在の販売価格は11万~13万元です。
「保存目的には生茶が多いですが、日常的に飲むとなると熟茶の方が多いです」秋や冬には、多くの人が養生、胃を温める効果から熟茶を選んで飲みますが、現在高級な熟茶の価格は一般的に1kg800~1000元前後です。
それではどのような熟茶が良いものなのでしょうか?専門家によると、茶湯を飲んだときに、とろみがあるものは茶葉の柔らかさが高いと言え、淹れた後にある種の餅米のような香りがあり、茶殻がくり紅色をしているものが最も良いです。茶殻が黒く変色しているのは、発酵によって炭化してしまっているものです。
「淹れ終わった後の茶殻を手で触ってみると、柔軟であるべきで、固かったり手を刺すようなものはいけません。茶湯はナツメのような紅色で透明です。一般的な品質のものはただ甘い香りと甘い水ですが茶の味はあまり濃くなく、茶湯は比較するとやや濁っていて、飲むと少し雑味があり、上から見ると醤油のスープのように見えます」
国営工場の時代には、良い原料は沱茶で、次に餅茶、磚茶という順番で作られていたようですが、今では、その習慣は無いようです。
沱茶や餅茶でもあまり良くない原料のものはありますし、逆に磚茶でも良いものはあるとのことなので、ますます選ぶ目が問われますね。