プーアル茶は2007年頃に最高値を付け、2008年にはバブルが崩壊したとされています。
しかし、昨今の値上がりにより、当時の最高値を更新している産地が出てきているようです。
景迈茶价超2007年热炒时期最高值
今年春季,景迈芒景万亩古茶园的古树茶价格承继前两年的涨势,价格再度攀升,售价普遍达到500元至700元一公斤,比去年涨幅约20%,价格已经超过2007年的热炒普洱茶时期。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0724/article_159786.html
今年の春、景邁芒景万畝古樹園の古樹茶の価格は、過去二年の値上がり傾向を引き継いで価格はさらに上昇し、一般的な販売価格は1kg500~700元の間になっており、昨年比で約20%上昇しました。その価格は既に2007年のプーアール茶ブームの時のものを超えています。
瀾滄ラフ族自治県の茶葉事務室の主任は、「市場の需要が増え、景邁古茶の知名度が上昇し、生態効果が明らかになったことが価格上昇の主要な原因です」と説明します。彼は茶葉事務室の主任になる前は、景邁茶のある恵民郷の郷長を担当していたので、景邁茶の状況は非常に熟知しています。
政府の茶産業を指導・管理する部門のトップの李氏が最も自慢げに話すのは、景邁の生態環境の素晴らしさが経済的な効果として正当に現れているということです。
ここ3年ほど、普洱市と瀾滄県は古樹茶の生態環境保護に力を入れてきました。植林の範囲を広げ、生物の多様性を増やし、生態茶園を造り、違法農薬や化学肥料の生産販売などを厳しく管理する措置を執りました。「効果はとても良く現れていて、古樹茶の価格上昇だけでなく、改善後の台地のお茶の価格もまた伸びています」と、李氏は言います。
同時に、景邁の茶農家のブランドに対する意識も高まってきており、生態環境の保護をしながら、誠実に信用を高めるように相互に監督していく仕組みが出来上がってきています。李氏は生態効果が現れるようになれば、景邁のお茶は旺盛な市場の需要をより長く維持できるようになるので、将来数年間は、景邁茶の市況は値上がりが主となるだろうと認識しています。
地元政府幹部の話を見る限りでは、かなり強気の見通しをしているようです。
古樹茶を限りある資源と見なす動きも進んでいる上、プーアールは長期保存が可能という利点もあるので、この流れは止まりそうにありませんね。