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陳年鉄観音が市場に浸透し始めた

陳年鉄観音が静かにブームになっています。
現地の市場での品揃えなどを紹介した記事がありました。

 

陈年铁观音逐渐走进茶叶消费市场

近日有读者陈先生咨询,陈年的安溪铁观音蛮好喝的,市场上有吗?

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0724/article_159795.html

 

最近、読者の陳さんという方から、「陳年の安渓鉄観音がとても美味しいのですが、市場で手に入るのでしょうか?」という問い合わせがありました。

私が市場を訪れてみたところ、ここ数年、陳年鉄観音は消費市場に徐々に浸透してきており、より多くの消費者が味わい深い茶水と陳年の香りに魅了され、新茶の鉄観音を追い始めています。

<味わい深さと煎が続くことが受けています>

「最近飲んだ一杯の”老鉄”が本当に美味しかったのですが、市場でこういうのは売っていますか」という読者の陳さんは、福州のある機関で働いており、彼は私に市場で売られているいわゆる”老鉄”は、私が飲んだものと同じようなものかと聞いています。これは、この2ヶ月ほどの間に私に聞いてきた4人目の読者です。このように、読者の方は”老鉄”がどのような茶葉なのか?やどのような特徴があるのか?に興味を持っているようです。

「このお茶を飲んだときは本当に香りがあり、飲んだときにはとても柔らかいのです」と、陳さんは”老鉄”を飲んだときのことをこう形容しました。

私は専門家に聞いてみたところ、いわゆる”老鉄”とは陳年鉄観音のことで、またの名を”老鉄観音”といいます。陳年鉄観音と熟プーアル茶、陳年岩茶は類似しており、長期間の保存によって、茶葉の中の内質がゆっくりと物理、化学反応を起こすことで、このお茶独特の”陳香”をつくり、茶湯もまた深みのある味わいになります。

具体的に見ると、陳年鉄観音の干茶はより黒っぽく艶が出ており、淹れた後の鉄観音の蘭花香は陳香に変わっていて、茶湯は濃密でつるりとして透明感があり、巻き具合は今の鉄観音のようにきつく丸まり、締まったものではありません。

<早期のものは薬用としてのものなので、保存量は多くありません>

「陳年鉄観音は作り出したものでは無くて、以前の人たちが保管していたものです」とある茶業会社の責任者は紹介します。早期の安渓の一部の茶区は、交通が不便だったり、衛生条件が悪かったため、多くの家庭ではその年に作った手作りの安渓鉄観音の一部を保存し、応急用の薬品としていました。「胃腸が悪いときや一般的な頭痛や熱があるときは、それを取り出して塩や蜂蜜を加えて飲んでいたのです」。

現在の市場においては、「10年を超える陳年鉄観音は比較的少なく、年数の短いものが多いです」とある茶葉会社の担当者は言います。なぜなら、陳年鉄観音は以前は薬として少量だけ保存するものだったからで、「お茶を売る人が売ろうと思って保存していたものでは無いからです」。そのため、量が少ないのです。

調べてみると、現在鉄観音を扱っている茶商は基本的には地元で生まれて育った安渓人の茶商だけで、「これらの老茶は、農家の古い家を一軒一軒回って集めてきたものです」。そのため、安渓人でなければ、集めにくい種類の資源なのです。

福州五里亭市場の安渓感徳出身の茶商は、基本的な常識に照らして考えると、陳年鉄観音の量が多いというのは、極めて道理に合わないことで、どこからこのように多くの陳年茶を持ってきたのでしょうか。

数多くの店が集まる福建最大の総合茶葉集散地である五里亭市場に行ってみて分かったのは、現在安渓鉄観音を扱う店の3分の1は陳年鉄観音も取り扱っており、その中には、一部の有名なブランドの店でも陳年鉄観音を販売しています。ただし、その量は多くなく、値段もそれほど高くはありません。

「陳年鉄観音を買いに来るお客さんは、一般的に1斤あたり300~500元の間のお茶を買いに来ます」とある茶葉会社の責任者は言います。消費者が陳年鉄観音を選ぶ主な理由としては、この種のお茶の香りや味が清香型の鉄観音とは違っており、穏やかであることだそうです。

特にある店で売られている8年もの陳年鉄観音の1斤の価格はたったの500元です。一部の消費者は陳年鉄観音を好むと言っても、その数は全体の消費者の中で見れば非常に少なく、品物も数が限られているので、一般的に非常に高くなることは無いようです。

専門家は、陳年茶の価値のほとんどは、茶葉の保存環境の状態によると注意を呼びかけています。茶葉は吸収性の非常に強い商品なので、簡単に湿気を吸い、変質します。消費者は選ぶときに、茶葉にカビが無いかどうかを良く確認するべきで、もしカビがあるようなら買うべきではありません。消費者の方には、陶器あるいは錫製の容器で保存し、一度に多くを買うのでは無く、飲む分だけ少しずつ買うことをオススメします、と言っています。

 

陳年鉄観音は、静かにブームになっているようですが、元々が家庭の常備薬代わりだったということで、数量はあまり無いようです。
このような商品であることを頭に入れておかないと、良いものを探すのはなかなか難しそうです。

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