中国では各地でお茶が作られているわけですが、青海省でお茶が作られていることはあまり知られていません。
青海省で開かれている展示会に出展している、正真正銘の”蔵茶”の記事をご紹介します。
玛多野生手工藏茶惊艳亮相青洽会
青海人爱喝茶,但很多人都认为青海不产茶,这种认知在本届青洽会上被彻底改变了:采摘于果洛藏族自治州玛多县境内玛柯河林区、经过特殊手工工艺精制而成的玛多野生藏茶惊艳亮相。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0612/article_158107.html
青海省の人々はお茶を愛飲しています。しかし、多くの人は青海省ではお茶を産しないと思っているでしょうが、この種の認識は今回の青洽会(中国青海緑色発展投資貿易商談会)で徹底的に変えられることでしょう。ゴロク・チベット族自治州瑪多県にある瑪柯河林区で摘まれ、特殊な手作りの方法で丁寧に作られた瑪多野生蔵茶がお目見えするのです。
今回の青洽会では、ゴロク・チベット族自治州の展示ホールが大変賑やかです。人と人の往来の間に、民族衣装を身につけたチベット族の女性が、熱心に一杯の橙紅色の茶を飲むように勧めます。これこそが青海省の正真正銘の蔵茶ですと説明すると、多くの人がこれをいぶかしがります。青海省でお茶ができるのですか?と。この答えは、イエスです。
班瑪県の県長の話によると、青海蔵茶は古くは唐の時代に既に記録があるそうで、青洽会で多くの人に味わってもらっているのは、瑪多野生蔵茶です。瑪多野生蔵茶は黒茶に属し、”四絶”があります。すなわち、水色は透き通った紅色で、茶の味がしっかりしており、年代が古く、口当たりが滑らかで甘みがあります。曰く、これを”紅、濃、陳、醇”といいます。
中国科学院の鑑定によると、以下のような効果があると評価されています。”三高”(高血圧、高血糖、高脂血)を下げる効果があり、保健効能がとても良好で、腸や胃の緊張を和らげることができ、皮膚の過敏反応を抑え、ビタミンCの吸収を促進し、壊血病を予防します。
県長の話によると、昨年、班瑪県は2トン近い茶葉を摘採しましたが、宣伝不足と茶摘みと製茶技術の不足のため、班瑪野生蔵茶は未だに”奥の部屋で育っていて誰も知らない”段階にあります。今後、瑪多県は豊富な茶資源を元に茶葉経済を発展させ、この青洽会という大きな基盤を使って、青海の本物の蔵茶を宣伝すると同時に、国内外の関心ある企業と協力し、野生蔵茶の開発をさらに進めていきたいと希望しています。
チベット族が作るお茶なので、ある意味、本当の”蔵茶”なのですが、製茶の技術などが圧倒的に不足しているようです。
記事を読む限り生葉で2トン程度の産量があるようなので、それなりの産地にはなりそうですが・・・
あとは経済性がどうかということになるのでしょうね。