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安吉白茶のトレーサビリティー制度

中国でも食品の安全は社会問題となっていて、お茶も決して例外ではありません。
そんな中、安吉白茶はトレーサービリティー制度を準備中だそうです。
安吉白茶质量可追溯制度建设走在全国前列

“今年准备在白茶包装上添加二维码,客户使用手机拍摄就可以追溯白茶质量。”昨天上午,记者走进安吉县农业局经作站,据工作人员介绍,准备让茶企在白茶包装上加入二维码,让客户更方便快捷的查询白茶质量,这样对安吉白茶的推广更有作用。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0611/article_158106.html

 

「今年、白茶のパッケージにQRコードを追加し、お客様が携帯電話でそれを読み取れば白茶の品質を遡ることができるよう、準備をしています」。
昨日の午後、安吉県農業局の職員によると、茶葉会社に対して白茶のパッケージにQRコードをつけさせる準備をしており、お客様に対して素早く白茶の品質を問い合わせることができるようになるそうです。これは安吉白茶の普及に良い影響がありそうです。

調査によると、2010年農業部は農産品の品質安全を保証するために、全国40あまりの行政単位を選び、栽培品の品質トレーサビリティー制度を試行しました。安吉県はこれを契機として、白茶の品質トレーサビリティー体制の建設に力を入れ、安吉白茶の対外的な良いイメージを確立しました。

「3年あまりの年月を費やし、白茶の品質トレーサビリティシステムはおおむね完成しました」と、プロジェクトチームの作業員は紹介します。2010年に、このシステムの運用が始まったとき、宋茗白茶と楽平茶場のみが参加していましたが、今では11あまりの茶葉会社が参加しており、トレーサビリティ可能な茶園面積は9000畝あまりに広がっています。

「トレーサビリティシステムを整えることで、お客様はパッケージにあるQRコードから、農業部のトレーサビリティネットワークを使って問い合わせができます」と、担当者は言います。このシステムを使うと、白茶の品名、産地、生産者、生産日時、投入した肥料や農薬なども調べることができ、ある面ではお客様に安心して使用してもらうことができ、また別の面では、品質問題が出てきた場合にその原因を追跡することができます。

「白茶のトレーサビリティシステムは企業に対して、厳格に生産環境を把握することを要求し、企業の製品価格と販売量を押し上げる、見えない促進作用があります」とある茶葉会社の責任者は話します。この会社では3年前に白茶のトレーサビリティシステムに参加し、この3年間、会社は厳格に茶葉の施肥や摘採、加工などの環境をコントロールし、製品の品質は以前よりもずっと良くなり、価格や販売量も緩やかに増加しているそうです。

「他の行政単位で実施されている試験運用システムは、ほとんどが1企業の製品だけを追跡できるものですが、安吉県の白茶品質トレーサビリティシステムは、白茶産業全体をカバーしています」とプロジェクトチームのメンバーは語ります。現在、安吉県の安吉白茶品質トレーサビリティ制度の建設状況は、全国のフロントランナーであり、安吉県は40あまりの試験拠点の中から抜け出しています。次の段階では、より多くの茶葉会社に、白茶の品質トレーサビリティシステムへの参加を継続的に呼びかけを行い、10万畝の茶園全てが入ってくれることを目指しています。
良いお値段のお茶であるということもありますが、安吉白茶のトレーサビリティシステムは、地域ぐるみで随分と進んできているようです。

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