「南茶北引」のスローガンのもと、茶産業に取り組む山東省日照市。
これまでは他地域で開発された品種を積極的に導入していましたが、このたび、新品種の開発に成功したそうです。
日照成功研发新品种填补北方茶树抗寒品种空白
今日,记者从日照市茶叶科学研究所获悉,日照也有了自己的茶树新品种,该所历经30多年的研究选育的2个茶树品种日前通过山东省林木品种审定委员会鉴定,填补了我国北方茶树抗寒品种空白。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0210/article_157437.html
記事によると、山東省日照市の茶葉科学研究院で、30年あまりの研究を経て育成された2種類の品種が、山東省の品種審査委員会によって認定されたそうです。
市では冬季の越冬の問題を解決するために、1980年代はじめから抗寒性のある品種の開発に力を注いでおり、省内の自然交配種、変異種などを収集し、その中の優良個体を大田の実生種と交配。
ガンマ線照射による変異促進なども利用し、30年あまりをかけて29の抗寒品種を選抜。
それから6種類をさらに選抜し、最終的に2種類が採用に至ったとのこと。
鲁茶1号、鲁茶2号と名付けられたこれらの品種は、抗寒性が強く、産量・品質ともに優れているという特徴があるとのこと。
中国にこれまで無かった北方の優良品種ができたことになります。
待望の独自品種ということで、地元の方はかなり嬉しいのではないかと思います。
実際に製品が豊富に出回るのは10年後ぐらいでしょうか。