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包装にまつわる小規模店の憂鬱

中国政府は国家標準などで、お茶の包装に記載するべき事項を定めているのですが、小規模店には何かと悩みどころが多いようです。

福州单体茶叶店遭遇“包装劫”
http://news.t0001.com/2012/0218/article_137777.html

福州の茶葉市場では、昨年、坦洋工夫のパッケージの抜き取り調査があったそうなのですが、その動きが他の茶類へも及んでいるとのこと。
大手の茶葉会社・茶販売店であれば、オリジナルパッケージを作成するのですが、多くの零細経営の茶葉店では、既製品の茶葉袋・パッケージを購入して、詰めることになります。

ところが、昨今は原産地保護法の規制が厳しくなり、「正山小種」「坦洋工夫」「政和工夫」「福州ジャスミン茶」などの用語(ブランド名)を使った包装をする場合は、政府への許可が必要になっています。
ところが既製品の袋には、このようなお茶の名前が予め印刷されていることが多いのです。

大手チェーンならまだしも、零細経営の茶葉店がブランド利用の届出を行うのは難しく、指導を受ける店が続出しているとか。
当然、購入した袋は没収されてしまいます。

当局にせっかく買ったお茶の袋を没収されることを避けるために、単に「ジャスミン茶」というような記載の袋を買い求める動きもあるのだとか。なんとも妙な展開になっています。

原産地保護の考え方は理解できるのですが、小規模なお店にとっては非常に悩ましい規制のようです。

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