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中国でティーバッグが受けない理由

袋泡茶缘何在中国受冷落?

袋泡茶是一种用过滤棉纸包装、连带过滤棉纸一道放入杯中浸泡数分钟即可饮用,泡饮方便、包装卫生防霉变。早期的袋泡茶加有袋线,以方便多次浸泡,由于考虑到环保的要求,现在逐渐流行不用袋线的袋泡茶。改用滤纸袋包装的目的主要是为了提高浸出率。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2010/0526/article_108928.html

ティーバッグが中国で受けない理由について考察しています。
アメリカで60%、イギリス・カナダでは85%の普及率を誇るティーバッグですが、中国では僅かに6%に過ぎず、どんどんゼロに近づいていると言います。

一番の原因は、ティーバッグには質の悪いお茶が使われているという先入観だと言います。中国はお茶の輸出国でもありますが、ティーバッグ用に輸出される茶葉は品質よりも量を追求していたので、良いお茶は国内に残すことになり、結果国内の消費者は品質を求めるようになりました。
輸出用の茶葉は最終的に全部ブロークンになるので、新芽がどうとかは関係ないのです。

茶好きは、お茶に季節によって変わる味や、作り手の技巧による差などを追い求めます。しかし、ティーバッグというのは、30数種類ものお茶をブレンドして作ることにより、結果的に品質が安定しますが、茶好きが求めるものは標準化の過程でかき消されてしまいます。
しかし、リプトンのティーバッグが競争しているのは、炭酸飲料などの他の飲料とであって、龍井や鉄観音と競争しているのではありません。
リーフティーとティーバッグを比べるのは、豚肉とソーセージを比べるようなものです。

結局のところ、中国の茶文化とは、お茶屋さんで何人かでテーブルを囲んでお茶の微かな違いを感じながら楽しむものであって、1回限りのティーバッグでは到底満足できるものではありません。
外国では茶は日常品として捉えられ、工業化できるものとされていますが、中国では違いを楽しむ嗜好品なのです。

中国人はお茶に飲み物以上の何かを求めているので、ティーバッグは馴染まない、というのが本旨のようです。
さて、日本人はどうでしょうか?

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