元々は5月21日の国際お茶の日を中心に開催される予定だった、第4回中国国際茶葉博覧会の新しい日程が決まったようです。
5月20日、第4回中国国際茶葉博覧会組織委員会が北京でテレビ会議による準備会議を開催し、第4回茶葉博覧会の作業プランを通知し、各部署に今後の作業を手配しました。国内外の感染症の流行予防と経済情勢などを総合的に判断し、茶葉博覧会組織委員会は、第4回茶葉博覧会を7月24日~27日に浙江省杭州市で開催することを慎重に決定しました。時期については、感染症の流行状況などを見ながら調整する可能性があるとのことです。
取材によると、第4回茶葉博覧会は、貧困からの脱出を引き続き支援し、茶葉ブランドの育成と、生産と販売の接触を推進します。”オンライン+オフライン”の方式を採用して、茶葉貿易協力と交流を全面的に推進し、中国と世界の茶産業の交流プラットフォームを持続的に作り上げます。茶葉博覧会では、貧困扶助展示館、地域公共ブランド館、名茶館、アイデア館、加工包装展館などを設置し、”西湖論茶”第四回中国国際茶業サミットフォーラム、中国茶産業連盟理事会と第4回中国現代茶文化発展フォーラムと第16回国際茶文化研討会などの重要イベントも開催し、オフラインでの国際的な会議と大量の人員の集まるイベントだけでは無くなる予定です。中国国際茶葉博覧会オフィシャルサイトでは、”オンライン茶葉博覧会”も立ち上がる予定で、同時にクラウドを使ったライブ配信やオンライン展示、オンライン貿易、オンライン放送なども行われる予定です。
茶葉博覧会組織委員会は、第4回茶葉博覧会は産業の自信を振興し、経済の復興を早めるという切迫した要求に応え、茶葉企業や茶農家のために寄与し、貧困からの脱出という需要にも応えていく、と強調しています。各部門は今回の茶葉博覧会の重要な意義と現実に与える影響を十分に認識しており、政治的な立ち位置を高め、担当責任を増強し、共同で高効率な業務に当たって今回の会を盛会としたいとしています。
7月下旬に日程が変更されたようです。
2年に一度、世界各国から茶業関係者を招いて開催されている国際茶文化研討会も開催されるようですが、現状では外国人の入国が厳しい状況にあるので、オンラインでの会議などに切り替わる可能性もありそうです。