白茶の産地として知られる福建省福鼎市の点頭鎮で、第2回の民間闘茶コンテストが開催されたそうです。
6月30日、中国・福鼎白茶特色小鎮(点頭)第2回民間闘茶コンテストが、点頭鎮閩浙辺貿点頭茶花専業貿易市場で開催されました。当日は64社の参加企業の87のサンプルが現場で戦いを繰り広げ、白毫銀針と白牡丹のそれぞれの状元1名、金奨2名、銀賞3名、優質賞6名を選出しました。
10時20分頃、海峡両岸茶業交流協会の元執行会長であり、福建省茶業協会会長の楊祖基氏、寧徳市海峡茶業交流協会会長の李歩泉氏が闘茶コンテストのドラを鳴らしてコンテストが始まりました。コンテストに出品された茶のサンプルが続々と登場すると、現場はたちまち茶の香りが漂い、闘茶コンテストの火蓋が正式に切って落とされました。
会場のスタッフは出品された茶のサンプルに番号を振り、それらを会場に一列にし、整然と並べていました。専門家たちは、1つ1つの出品サンプルの味、外観、茶殻、水色などの4つの指標に沿って採点を行い、1つ1つの品茶の工程は1つもいい加減には行わず、評価の議論や交流も熱く行われていました。
「今回出品されたサンプルの品質はとても良く、最後の決勝でのサンプルは見るものを驚かせるものでした。白毫銀針は大きさが基本的に一致していて、非常に太くてしっかりしていて、色沢も銀白色で明るく活き活きとしています。白牡丹の芽と葉は綺麗に繋がっていて、とてもフレッシュです」と福建省種植業技術普及センターの普及研究員であり、教授級高級農芸師の蘇峰氏は話します。
「私は今回のコンテストで争うことによって、技術を引き出し、基準を引き出し、品質を引き出し、ブランド競争力を引き出し、総合的な実力を引き出すことで、福鼎白茶産業の安定的な発展を推進するものと信じています」と楊祖基氏は讃えます。闘茶コンテストは、専門家の認可を得て、企業に自信をもたらし、消費者には公平公正が常態化したコンテストとして信頼を得ることができます。
今回の闘茶コンテストは、海峡両岸茶業交流協会、寧徳市海峡茶業交流協会、福鼎市茶業協会、点頭鎮党委員会政府が主催し、点頭鎮茶業協会が受託して開催しました。イベント期間中、会場ではお茶を味わったり、茶席などのイベントも行われ、古琴と漢服の表演や子供茶藝の表演、書画の表演なども行われました。
中国の白茶コンテストの様子でした。
優勝者を状元とするあたりは、中国らしいと感じます。