中国では当局が定期的に抜き打ちで市中の茶葉の抜き取り検査を行っています。
その検査の結果、有名ブランドのお茶も希土類超過が判明したようです。
湖北:川牌青砖茶等4批次茶叶稀土超标
近日,湖北省食品药品监督管理局通报了针对茶叶及相关制品的抽检结果,5批次茶叶不合格,其中川牌青砖茶等4批次茶叶稀土超标。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201609/00005392.html
先日、湖北省食品薬品監督管理局は茶と関連製品の抜き取り検査の結果を通達しました。5つのサンプルの茶葉が不合格となり、そのうち川ブランドの青磚茶など4つの茶葉は希土類の超過でした。
不合格となった5つのサンプルの茶葉の具体的な情報は以下の通りです。湖北省趙李橋茶廠有限責任公司(元・湖北省趙李橋茶廠)の生産した川ブランド青磚茶、襄陽御品香茶業有限責任公司の生産した億民思ブランド観音王(清香型)、武漢市茗茶茶業有限公司の生産した良平ブランド鉄観音と湖北恵豊金湘源茶業有限公司の販売している辺銷茶(茯磚茶)で、不合格項目はいずれも希土類の超過でした。湖北襄陽金水鏡茶葉有限責任公司の生産した金水鏡鉄観音は、検出されてはならない農薬であるジコホールが検出されました。
抜き取り検査で発見された不合格製品に対しては、湖北省食品薬品監督管理局は既に担当する氏や週の食品薬品監督管理部門に『食品安全法』の規定に則り、生産経営者に直ちに密封保存、製品の陳列を停止し、不合格製品の回収をさせ、問題の原因をすぐに追及して、リスク要因を排除するように促すとともに、不合格食品を生産、販売した企業に対して、法に基づく措置を行います。
今回の検査に引っかかったもののうちの4つは希土類の超過で、これは中国のみに設けられている基準です。健康に関しての被害が本当にあるのかどうか?が、中国国内でも議論されている基準です。
辺境に行くお茶は、コストの観点からも伝統的に成熟した下の方の老葉まで刈り取って原料とする傾向があるため、このような結果が出やすく、大手メーカーでもなかなかリスク管理が難しいようです。成熟した茶葉を使用する鉄観音などにも同じような傾向が見られます。