「上海では、お茶が出来ない」という事実は過去のものになっていくかもしれません。
上海乌龙茶产量达8千余斤 打破不能产茶争论
与去年仅有几百斤的产量相比,今年产量将达8000余斤,这将打破上海不能产茶的争论。近日,上海最大规模茶叶种植基地枫泾镇下坊村得泉茶正式开采。茶基地负责人告诉记者,上海茶品种为乌龙茶,但经过改良,口味更符合上海人喜欢的绿茶,上海茶每斤售价在800元左右。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201504/00001023.html
昨年は僅か数百斤だった産量と比べ、今年の産量は8000斤余りとなる見込みで、これによって上海ではお茶を作れないという論争が破られることになるでしょう。最近、上海で最大規模の茶園である楓涇鎮卜坊村の得泉茶が正式に摘み始まりました。茶園の責任者の話によると、上海茶の種類は烏龍茶だそうです。ただ、改良を続けて、味わいは上海人の好きな緑茶のようになっており、上海茶の販売価格は1斤800元前後とのことです。
取材によると、楓涇鎮政府は、この茶園を活用して、上海で初めての茶文化旅行の拠点とするつもりです。
<品種は大紅袍が主>
古くから高山では良いお茶ができると言われますが、上海は平原ではありますがお茶を作ることができます。先日、金山楓涇鎮卜坊村の茶園に行ってみると、400畝あまりの土地に80万株あまりの茶樹が植わっており、全てを見渡すことができないほどで、数十名の茶農家が腰をかがめて茶摘みを行っていました。
「昨年は初めての茶摘みの年で、僅かに数百斤の産量しかなく、売り出すことができませんでした。1年を経て、茶樹はより根も深く立派になり、産量は8000斤あまりになる見込みです」と茶園の責任者の張傑氏は言います。品種は大紅袍が主で、他に少量の金駿眉、安吉白茶と西湖龍井もあります。平均価格は800元前後ですが、1000元を超える”極品茶”もあります。上海の地元産のお茶がある程度の量発売されれば、上海は茶の生育に適さないという伝統的な概念を打ち破ることができます。
張傑氏は、上海で茶を植えたいという思いを実現させるために、2010年から、浦東、青浦、金山などの現地調査を行い始め、金山の日照、霧のかかる時期、温度、湿度などが伝統的な茶の栽培地である福建省や浙江省とさほど変わらないことを発見しました。これらの茶樹を活かす為に、彼らは465万元を投じ、浙江省の長興の茶園から4.9万トンの黄土を購入し、この土を60cmあまりの厚さに敷き詰めて土壌を改良し、茶苗を山の中に植えているのと同じようにしました。「今年は8000斤あまりの産量が見込まれており、上海でお茶の生産ができないという論争はようやく終わりを迎えそうです」。
<最高の味になるまではまだ時間がかかります>
地元のお茶の味はどうなのか、が市民の最も関心のあることでしょう。大紅袍の苗を選んで使っているとはいえ、製造技術の良し悪しが茶の味わいに影響を与えます。楓涇得泉茶の全体的な製造技法は大紅袍の古式の製造技法に沿っており、製茶師も武夷山から招いていますが、上海人は緑茶を飲む習慣があるので、得泉茶の製造技法も調整を加えていて、緑茶のような味わいを増すために、清香を多めにしています。
上海市茶葉業界協会秘書長の陳子法氏は、味は気候環境、栽培技術、製造技法と密接な関わりがあり、現時点で見ると、これらの茶樹の育ち方は悪くないのですが、最高の味になるまでにはまだある程度時間がかかると言います。しかし、彼は上海でお茶を作ることは、目先の茶葉そのものだけに囚われるのではなく、上海にも茶園があるということが都市の生活に新しい認識をもたらすことを見るべきだ、と言います。茶園と都市のレジャー旅行が結びつき、市民に新しい行き先を提供することこそが、お茶そのものよりもずっと意義のあることです。
楓涇鎮副鎮長の胡偉氏も、今年10月、茶園の周囲も新しい農村として改良を行うと表明しています。同時に、村民に”農家レジャー”を行うことを支援し、茶のギフトや、茶具、お茶のスイーツ、茶点心などのお茶関連商品を開発し、上海の”茶文化”の新しい姿を作りたい、としています。
既報の通り、かなりの力業で作った茶園がいよいよ本格的に生産を開始したようです。
なぜ上海で大紅袍を植えるのか?という疑問はありましたが、やはり味はまだまだのようですね。
地元の方の声からも、茶産地というよりは、お茶に触れあえる観光茶園としての将来が期待されているようです。