安渓県が中国茶業交易センターの建設に10億元を投じるとのことです。
安溪计划投资10亿元建设中国茶业交易中心
10日,安溪县与中国林业产权交易所签订合作框架协议,计划投资10亿元在安溪建设我国首家综合性茶业交易中心——中国茶业交易中心。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/1016/article_174841.html
10日、安渓県と中国林業産権交易所は提携枠組み協議に調印し、安渓に我が国初めての総合的な茶業交易センター-中国茶業交易センターを作るために10億元の投資を計画しています。
中国茶業交易センターの建設は、提携双方の茶業における産業チェーンでのサービスと、茶業の成長余地を開拓し、茶業を新しい業態へ構築し、茶業の持続可能な発展を促進し、”良いところを補う、強者同士の連合で、共に繁栄していく”という戦略を実現するための措置です。交易センターは、”茶業交易と金融サービス創新産業園区”とセットで建設されるでしょう。園区では、”茶業交易と決済センター”を基礎とし、金融創新サービス本部と茶業の物流網指示センターの2つの大きなコア機能を統合します。さらに標準化検査認証センター、商品監督管理と貯蔵センター、物流配送センター、世界茶商クラブなどの機能を備え、園区を新しい産業の集まる地区の中心とし、情報の発信、鑑定認証、取引、決済、受け渡し、貯蔵、物流、融資などのサービスが一体となった”ワンストップ型”の交易セットサービスを提供します。
交易センターのコア業務は商品と権益の取引で、産業チェーンの各段階における、それぞれの取引の需要と投資価値に立脚して、茶園の林業権、茶葉の一般製品、荒茶、高級ブランド茶などの権益と商品デザインに関連する取引品目に照準を合わせ、総合的な茶葉の商品市場機能と同時に、茶業の権益市場の発展を促進していきます。金融サービスの面では、銀行、信託、保険、産業基金などの多元的な金融資本を呼び込み、茶業投融資本部の業態を作り、交易センターの取引プラットフォームで、より良いプロジェクト屋企業を育成し、茶産業の特色に合わせて設計された金融商品と結びつけ、産業と市場資本の結びつきを加速します。情報化という点では、現在の物流網技術を十分に活かして、茶の栽培、摘採、加工、取引、販売・・・に関する、全てのサイクルの情報管理を使用し、商品の認証と取引の標準化、情報化を実現し、商品のスピーディーな流通を促進します。
中央林業所は国務院の同意を経て、国家林業局と北京市政府が共同で作り上げた全国的な林業兼と森林資源の取引を行う市場プラットフォームで、中国で唯一、全国の林業に関する要素と資源を総合的に取引し、サービスを行う機関で、北京産業権交易所グループホールディングスの1社です。
難解な言葉が並んでいますが、要約するならば、中国政府は安渓に茶に関する総合的な取引所を建設する方針のようです。そこでは、茶葉の取引を行うだけではなく、金融機関なども誘致して、茶業に関する金融商品の開発なども行いつつ、物流センターの機能も持たせる、とのこと。
商品取引所とそれに関連する金融機関、物流が全てセットになった施設という感じでしょうか。
これまで各地に作られてきた茶葉市場というものとは、別次元のものになるようですね。