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祁門県、高山野茶の茶摘みで茶農家の増収を図る

最近、お茶の愛好家の間では定着しつつある野茶ですが、祁門紅茶の産地、安徽省黄山市祁門県でも収穫が行われているようです。

 

ここ数日、我が県の箬坑郷馬山村の高山では、数十名の茶農家が人の頭よりも高い茶樹の林の中をかき分けていて、彼女たちは青々とした茶の枝を引っ張り下げると、熟練した手つきで大きな葉っぱや枝を折って茶袋の中に入れ、野茶を収穫しているのが見られます。

この高山茶園は数百畝あり、海抜は600mあまりで、一年中雲霧がたなびき、降水量も十分にあり、茶樹が成長するのに大変適しています。
お昼になると、茶農家たちが袋を抱えて、続々と林の中から出て来て、生葉を買い付け所に持っていき重さを量ります。
重さを量り終えた茶葉はメッシュ袋の中に入れられ、山を下りて茶葉工場に運ばれ、加工されます。

取材によると、野茶の生長と製茶率は低く、摘採難度もまた高くなります。
ここでは雲里紅茶廠が百名近い村民を雇って茶摘みをさせていて、そのうちの一部の茶摘み人は他の県からやって来た人たちで、半月あまりの間に、彼女たちは一人4000元あまりの収入になります。

「朝5時過ぎに起きて、6時に出発し、山の上に着くのは7時過ぎで、一日に20斤あまりを摘みます」と休寧県から来た茶摘み人の胡蓮枝さんは言います。

山は高く、道のりは遠くて、これらの茶樹の木の高さは高くて、枝は少なく、一年中施肥や灌漑を行っていないので、非常に大きな荒れ野状の茶園になってしまっています。
高山の荒野茶は山の麓の普通の茶の香気よりも、さらに透明感があって、複層的で、味わいはより厚みがあるので、市場では好評を博しています。

「山の麓のお茶はもう摘み終えました。山の上の野茶は茶摘みのピークに入ったばかりで、高山の野茶の品質は良く、香気は濃くて、大口の顧客に広く歓迎されています」と祁門東景合茶業有限公司の董事長である韓海虹さんは言います。

今では、我が県の高山”野生茶”はまさにエコな有機のお茶で、味わいと香りの清々しさから、どんどん多くの茶人が求めるものになっています。
山の麓のお茶シーズンは終わりの時期に入りましたが、山の上の村民たちは、さらに”山に登って野茶を摘む”という増収の機会がもう一つあるのです。

 

摘みに行くまでの移動時間や摘むべき茶を見つける手間、荒れた茶園に入っていくリスク(虫や蛇などの問題)などがあるので、どうしても高いお茶になりがちな野茶ですが、お茶の愛好家の求めに応じて、山に分け入っていく茶農家さんたちが増えているようです。

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