例年8月に開催されていた武夷山の天心岩村のコンテストが、今年は9月に延期になったそうです。
賞金の概要なども掲載されています。
武夷山天心岩茶村茶赛推迟至9月举办
近日从斗茶赛组委会获悉,一年一度的天心岩茶村民间斗茶赛今年将与往年有多方面的不同。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0702/article_171466.html
闘茶コンテスト組織委員会の情報によると、一年に一度の天心岩茶村の民間闘茶コンテストですが、今年は例年と比べて色々な点で違いが出てきそうです。
元々、8月18日に開催される予定だった闘茶コンテストは、今年は9月6日に武夷山風景区の北路口で開催され、サンプルの受付期間は8月6日~10日までです。
天心岩茶村の党支部副書記・余盛良氏の話によると、今年のコンテストに参加する場合は、1つのお茶につきサンプルを23斤送る必要があります。お茶のサンプルは、今年新しく作った水仙、肉桂、大紅袍で、“品種”が無くなりました。
このほか、今年の闘茶コンテストの肉桂の状元奨の賞金は10万元になり、水仙状元奨と大紅袍状元奨の賞金は8万元で、金奨の賞金は全て6万元、銀奨の賞金は全て2万元です。
余盛良氏は、正岩の山からやって来たサンプルであることをより保証するために、今年は専門家によるサンプルの事前審査を行うと表明しています。
彼によると、今年、村民がコンテストに参加する茶のサンプルは必ず天心村の区域内の茶葉である必要があって、足火以上の茶葉が参加対象になります。中火や軽火のお茶は受け付けません。
今年はまた滋味(水香)の点数を高くし、さらに天心岩茶村内から招聘された村にいる草の根の専門家も茶の審査を行う専門家審査員に参加することになっています。
今年のコンテストですが、開催日時が遅くなるだけではなく、火入れの浅いものが出品できなくなるほか、評価基準も味わい重視に変わっているようです。
ほか、賞金を見ると、産地では肉桂を重視している様子が分かりますし、コンテストの基準や概要というのは、その地域のお茶の傾向を知る上での手がかりになりそうです。