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烏龍茶の国家標準で等級の区別が明確に

先日ご紹介したとおり、烏龍茶の国家標準策定作業が進められており、今月22日には2つの標準が施行されることになっています。
この国家標準がどのようにお茶に影響するのか?について考察した記事をご紹介します。

乌龙茶两项新国标出台明确划分等级

以后消费者购买铁观音,再也不用对包装上的“特级”、“高级”等字眼稀里糊涂,而是能喝个明白茶。导报记者了解到,本月22日,乌龙茶两项新国标将开始实施,将乌龙茶按等级进行明确划分,厦门茶叶市场将告别“满街都是特级茶”的现状。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0611/article_170877.html

今後、消費者は鉄観音を買う際に、もうパッケージに書いてある”特級”、”高級”などの文字にごまかされること無く、ただ飲みさえすればお茶が分かるようになります。取材によると、今月22日に烏龍茶の2つの国家標準が施行され、烏龍茶の等級は明確に区分され、厦門の茶葉市場では”街中全てが特級茶”という現状に別れを告げることになるでしょう。

 

<消費者:今後は飲みさえすればお茶が分かります>

お茶を大いに生産し、大いに飲む省として、福建省と今回の新国家標準は大変密接な関わりがあります。取材をしてみると、今回施行される「烏龍茶 第1部分:基本要求」と「烏龍茶 第2部分:鉄観音」の2つの新しい国家標準は、安渓の国家茶葉品質監督検査センター、中華全国供給販売合作総社茶葉研究院などの機関が連合で研究し、起草したものなのです。

「現在、街の茶葉店では、どこの店も自分のものを特級鉄観音と称して販売しています」。厦門市民の張おじいさんは数十年お茶を飲んでいますが、依然として特級茶葉を簡単に買うことはしません。「どれも特級鉄観音といっても、1斤数万元もするようなのもあれば、数百元で買えるものもある。こんなのを誰が敢えて買うんだい?」と言います。

しかし、このような状況はまもなく終わることでしょう。新しい国家標準が烏龍茶市場のこの空白を埋めるからです。
厦門茶葉学会常務副会長で、高級品茶師の陳荔銀氏は、新国家標準は同じ級別の茶葉に対して統一的な標準があるので、市場はこれに従わなければならなくなるでしょう、と昨日表明しました。今後は、烏龍茶、特に鉄観音は等級に照らし合わせながら価格を定めることが必要で、各店は勝手に自分のお茶を”特級茶”と呼ぶことはできなくなります。

同時に、新しい国家標準は茶葉の様々な過程において明確な規定があるので、茶農家や、茶葉会社は標準に則った作業が必要で、安全の面でも規定があるので、市民は安心してお茶を飲めるようになります。

 

<茶葉店:鉄観音は立て直しに努力>

「烏龍茶」の新しい国家標準の中には、鉄観音など7大製品がリストアップされています。現在、鉄観音の新国家標準がまず発表されました。

取材をしてみると、新国家標準では鉄観音は清香型と濃香型に分類され、「烏龍茶 第2部分:鉄観音」では、これらの2種類の製品を更に特級、一級、二級、三級などに細かく分けており、濃香型鉄観音はもう1つランクが多く-四級があります。

これらは茶業界内で通用してきた”審評標準”と大体一致しています。
「しかし、より具体的になっており、以前は簡単に数文字程度で特徴を示していただけだったのが、現在は形状、色、香り、茶湯などについて詳細に区分されており、より識別しやすくなっています。」と厦門杉品茶葉の責任者・袁珊珊氏は、昨日そう話しました。
「安渓鉄観音は、農薬残留や価格が不当に高すぎるなどの非難を長らく受けてきており、今回はまさに立て直しの時なのです!」厦門のある茶葉店の現場責任者は新国家標準の発表は、市場の混乱を整理し、再び鉄観音の名声を高めて、業界の健全な発展に有利に働くと考えています。

 

<業界:標準が完璧なものになるのが待たれる>

しかし、業界内では、国家標準における様々なところで、たとえば焙煎温度のコントロールなど具体的な製造技術についての論争が収まりません。大部分の業界の専門家は、これは伝統的な製茶技術との”差や違いがある”と認識しています。
「濃香型についていえば、毎回の焙煎温度は同じでは無く、大変複雑で、品茶のプロに言わせれば、それによって味わいの差は大変大きくなる」と話しており、業界では新国家標準はまだ完成までには、もう少し待たねばならないと考えています。

これだけに限らず、業界にはまだいくつかの声があり、新国家標準の効果が限られているとみています。「茶葉が発売される前に、誰が来て、級別が正しく行われている検査を行うのか?」「定価が合理的かそうで無いかを、誰が判断するのか?」などの問題については、まだ解決が待たれます。
 

今までは国家標準が無いので、野放し状態になっており、お店が勝手に等級を振っているような状態でしたが、今回の国家標準で、少なくとも鉄観音にはきちんとした基準ができることになります。
しかし、問題はこれをどう徹底させるかで、先にご紹介したように上海の茶城では、定められた国家標準が合っても、それを守っていない茶葉が9割もあるという状況です。
実効性に関しては、今後の動きを見てみる必要がありそうです。

 

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