中国茶のパッケージにも流行があります。
福建省のニュースによれば、最近の流行は紙を素材とした、エコな包装だそうです。
茶叶流行纸质包装 包装变得更简约环保
随着福建2014年春茶的陆续上市,在各茶叶店铺或批发店中,新产品也陆续上架销售了。另外,在杜绝过度包装的舆论倡导下,越来越多的茶企主动调整包装形式,既适应消费者需求,又降低产品包装成本,可谓一举多得。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0613/article_170955.html
2014年の福建の春茶が次々に発売されるに従い、各茶葉店や卸売店の店頭には、新製品が次々と棚に並び販売されています。
特に、過度な包装に対しての拒絶感がある中、より多くの茶葉会社がパッケージの形態を変更しており、消費者の要望に応じたものにするとともに、パッケージへのコストを減らすなど、いわば一挙両得ならぬ様々な利益が得られています。
<茶の流行は紙質のパッケージ>
福州五里亭茶葉卸売市場では、大川茶業の責任者・張陳勇氏が最新の茶葉のパッケージ袋を見せてくれました。パッケージの外装は全てクラフト紙を使っていて、内側はアルミ箔の材質になっており、「外側の素材は見栄えの良いもので、内側は柔軟で気密性を保つものにしています」と話しています。この1つの袋には1斤の茶葉を入れることができ、コストは今までの一般的なパッケージに比べて半分以上下がり、そのほか、遮光、密封効果も良く、茶葉が湿気を吸ったり、味が落ちないようになっています。
取材によると、現在、より多くの茶葉会社が茶のパッケージではどんどん、簡素で実利のあるものを選択するようになっているようです。
「焼き付け塗装をした木箱を使う人は少なくなりました」と福州融慧居茶業のスタッフの陳さんは言います。ハイレベルな顧客層になるほど、環境保全の意識がどんどん強くなり、彼らはクラフト紙や簡単な缶のパッケージの方をより好みます。
<パッケージの選択には更に親しみやすさも>
ほんの少し前、品福堂茶業は新しいパッケージを売り出し、これも同様に材料に紙製品を使ったものですが、しかし紙製品の密封効果は比較的劣っているため、多くの茶葉会社は内側にもう一層、気密性の高いビニールかアルミの材料をつかっています。「しかし、これらのものは、消費者の方々がお茶を使う際には、袋が開けにくいのです」。
このため、品福堂、大川茶業、晨旭茶業などは資金を惜しげもなく投じて、より開きやすいビニールの材質を使うようにしました。
このほか、今年の茶葉会社の新パッケージは国が定める基準の上でも、製品の淹れ方の説明やブランドの紹介による親しみやすさの点でも進歩しています。
取材してみると、多くの茶葉会社のパッケージには、そのお茶の1煎目を淹れる際には何秒で、2煎目は何秒で、そのあとは何秒ずつ伸ばす、といった情報が記載されていました。
これまでは豪華そうに見えること、という視点でパッケージの議論がなされてきましたが、使いやすさやシンプルさなどを心がけた包装に変わって行っているようです。