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中国のプーアル茶マニアの冰島談義

プーアル茶の古樹茶の産地で注目されている”冰島”という産地があります。
ここの茶葉は他のプーアル茶とはひと味違った香りと味なのですが、現地でも色々と注目を浴びているようです。
中国のプーアル茶マニアのお茶会の様子をご覧下さい。

 

走近“茶中新贵”冰岛古树茶

北欧国家中有个冰岛,普洱茶界里也有个有名的“冰岛”。当然,此冰岛非彼冰岛,而是云南省临沧市双江县勐库镇的一个村子。因为冰岛村是著名勐库大叶种的主要发源地,产茶历史悠久,古茶树数量稀少,茶水滋味厚重,回甘持久,随着高端普洱茶“山头主义”近年盛行,“冰岛茶”也炙手可热,成为价格屡创新高的茶中新贵。上周,南宁市一些高端普洱茶爱好者茶聚,分别带来各自私藏冰岛茶进行品鉴,从口感到价格进行纵向讨论,又从年份到与其他山头茶的横向对比,畅所欲言,收获颇丰。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0320/article_168283.html

 

北欧の国の中に”冰島(アイスランド)”という国がありますが、プーアル茶界にも有名な”冰島”があります。当然、この冰島はアイスランドのことではありませんで、雲南省臨滄市双江県勐庫鎮にある1つの村です。
冰島村は有名な勐庫大葉種の主要な原産地であるために名が知られており、茶づくりの歴史は古く、古茶樹の数は稀少で、茶水の滋味は重厚感があり、戻りの甘さが長く続きます。高級プーアル茶の”山頭主義”が最近盛んになるにつれ、”冰島茶”もまた飛ぶ鳥を落とす勢いで、価格がしばしば史上最高値を更新するお茶の世界の成り上がり者となりました。
先週、南寧市のある高級プーアル茶愛好者の集まりがあり、それぞれが持ち寄った秘蔵の冰島茶を鑑定に掛け、その味と価格についてや、年度による違いと他の山のお茶との比較などを縦横無尽に議論し、思う存分言いたいことを言い合って、収穫は大変あったようです。

「老班章のお茶が1kg2800元だった頃に、冰島の大樹茶はすでに1kg4500元に値上がっていて、もし冰島の古樹の単独株のお茶となると、さらに1kg10000元にまで高くなっていました」。茶友の莫さんは、狂乱する価格を報告すると、茶会の現場の空気は一気に盛り上がりました。

ある茶友は、老班章の購入価格が既に1kg5000元を超えているときに、冰島の価格がどのくらいまで上がっているのか予想が付くでしょうか。冰島の大樹の単独株のお茶はどんなにお金があっても変えそうにありません。茶友の方さんは、冰島のお茶の相場は既に大変混乱していると嘆いていて、大勢の人たちが”冰島”の二文字にいとおしさと恨めしさを感じているようです。

このようなやり取りの後、お茶を味わって印象を言い合いました。ある女性が持ってきた冰島茶を飲んだ後、全員がこれは本物の冰島大樹茶ではないと感じました。おそらく小樹茶を掴まされたのでしょう。なぜなら、小樹茶の価格はそんなに高くなく、このためお茶のコストを下げることができるのです。

さらにある茶友が持ってきた冰島の老茶は、8年保存されていて、既に薬草のような味が出ていました。しかし、口に入れてしばらくしないうちに舌が少し痺れるような感覚があり、これは小樹茶をブレンドしたものであると分かりました。

「いわゆる冰島茶というのは、冰島村の雲南大葉種の古樹からでた新しい葉を使って作るプーアル生茶のことです。その芽や葉は太くて立派で重みがあり、含まれる物質が豊富で、茶の気は強く、口に入れると甘さを感じ、煎がよく効きます。そのうち最も明確なものは苦味の後に甘さが来る味わいで、これこそが皆がこのお茶を気に入る原因の一つです。」と熱心なプーアル茶収集家の范さんは教えてくれました。
これ以外に、冰島のお茶が市場で常に熱狂的な人気である重大な理由は、冰島には実際には5000株にも満たない大茶樹しかなく、一年で本物として発売されるお茶は大体5トンに限られているので、大変珍しいのです。

お茶会の現場では「しっしっ」と声が上がり、多くの人々は本当の冰島茶は値段はつくが品物は無い状態で、本当の姿を見ることは難しいことを嘆いていました。
幸いなことに、最後に茶友の黄さんが持ってきた冰島茶は、皆に意外な驚きをもたらしてくれました。水色は明るい黄色で、香りは柔らかく、氷砂糖を含んだような独特の柑橘系の香りがありました。口に入れると、甘くて真綿のように柔らかで、葉や頬の間には余韻が残り、非常に心地よいもので、冰香の本当の意味を教えてくれました。このお茶は大変煎が効き、20数煎入れても、水色は変わらず、香りの甘さや戻りの甘さも続きました。

やはり、黄さんの話によると、これは彼自ら冰島の茶農家に行って収穫した単株茶で、正真正銘の冰島古樹茶でした。このようなお茶だけ、冰島茶の本物の魅力を体現できるのです。

中国のプーアル茶マニアの熱い議論が行われたようです。
稀少ゆえに盛り上がるというのは、どんなコレクターでも共通なのかもしれません。

 

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