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安渓鉄観音の注目の産地、龍涓郷

5月に入って、安渓鉄観音の春茶の取引が活発になっているようです。
鉄観音の産地でも、最近注目を浴びている龍涓郷についての記事がありましたので、ご紹介します。
 

“安溪铁观音”春茶开始集中上市


每年5月1日开始,是“中国名茶”安溪铁观音好茶集中上市的时节。本网记者到福建安溪县各产茶乡镇采访时发现,安溪铁观音茶业也有“风水轮流转”的态势,几年前还被认为出不了好茶的新茶乡,如今的茶叶产量、茶叶品质、茶叶价格、茶产业的态势,都已后来之上。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0502/article_156335.html
毎年5月1日からは、中国名茶である安渓鉄観音の良いお茶が集中して発売される時期です。
記者が安渓県の各茶産地を訪問したところ、安渓鉄観音の茶業も”運は順に巡る”という様子が出ており、数年前はあまり良いお茶ができなかった場所でも今年は産量、品質、価格、業界の勢いともに例年を超えています。

車は安渓県の中心部を出て、曲がりくねったセメントで固めた道路を1時間半ほど這うように進むと、「閩南の辺境の街、茶の新郷」と言われる龍涓郷に着きました。
道中では、一面の山に広がる茶園の中で、茶摘みの女性たちが緊張した面持ちで働いているのが見えるばかりで、村に着くと、あちこちで鉄観音のお茶の香りが香っていて、心に染み渡ります。

郷政府の事務室で、郷の党委書記である魏中南は、良いお茶を淹れて待っていてくれました。
「これは今朝早くに出来上がったばかりのお茶です。さあ、お飲みください。出来はどうでしょう」と彼は笑みを浮かべながら、出来の良い茶を差し出しました。

「今年はお天道様も味方し、春になってからの天気は鉄観音の茶樹の萌芽、成長にとても良く合っていました。ここ数日が茶摘みと生産のピークで、季候がとても良いので、今年の春茶の品質は非常に良いですよ」とうれしそうに話してくれました。

ここ2,3年、「龍涓郷が良いお茶を産する」という名声は、鉄観音の茶葉を扱う茶商たちの間で広まっています。龍涓郷にある南崎自然村では、どの家も良いお茶を作るので、1世帯当たりの平均年間収入は5~60万元にもなり、どの家も別荘や車を買うだけではなくて、ほとんどの人が厦門に不動産を持つようになりました。

7年前、郷長に就任したばかりの魏中南を訪ねたとき、彼はこの郷の茶の品質低下に眉をしかめ、良い方法がないか苦慮していました。

あのときから、龍涓郷は”人”を核心に据えるようになりました。村の幹部を教育して、案内人に。村の有能な人物を教育して、リーダーに。茶農家を教育して、新しい農民にという3つの方面から着手し、お茶に携わる人材の素質を全面的に向上させることで、郷全体のお茶の品質を向上させ、龍涓郷の茶業を飛び抜けたものに育て上げ、その名が広まったのです。

鉄観音茶が好きな人はみんな知っているように、ここ数年、安渓の龍涓郷の”賽茶風”は既に1つのブランドになっています。
魏中南によると、2008年から毎年春と秋の2回、まず30あまりある茶を生産する村の中で、”村予選”活動を実施し、茶農家たちによく知っている製茶の上手な人の技術を見ることで磨きをかけるとともに、最初の製造技術を高めました。2007年からは、郷全体の第1回初期製造コンテストと第1回茶王コンテストを開始し、毎年春と秋の2回、郷全体での初期製造技能コンテストを行っています。

創造発展のための7年間を費やすことで、龍涓郷は安渓鉄観音の主産地のうち後発組のトップとなるだけではなく、茶産業の新しい形を示し、”茶の生産ナンバーワン”の安渓県の新たな発展に寄与するようになりました。

 

 

龍涓郷は新興の産地でありながら、コンテストなどの実施で、一気に注目の産地になっているようです。
この名前、日本のファンも覚えておきたいですね。

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