早摘みの品種といえば、最近は真っ先に烏牛早の名前が挙がります。
しかしながら、味わいの薄さを指摘する向きもあり、別の品種を育てているところもあるようです。
镇江市五洲山茶场“浙农139”开采
昨天(14日)上午,在江苏镇江市五洲山茶场场长戴小龙的办公室里,戴小龙亲自为记者泡了一杯新茶,记者品尝后,感觉口感比镇江早春茶“乌牛早”更浓一些,就在记者疑惑之时,他自豪地向记者介绍,这是茶场花了5年时间培育的茶树新品种——“浙农139”的首次产茶。这也标志着从此镇江市的早春茶市场不再是“乌牛早”的天下。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0315/article_158748.html
記事によると、江蘇省鎮江市の農場では、”浙農139”という品種を5年の期間をかけて育ててきたそうです。
記者の感想では烏牛早よりも味が濃いのだとか。
この農場の責任者の話によると、春というのはお茶にとってはまさに稼ぎ時。
早春のお茶は品質と口当たりはもちろんのこと、時間という観点も非常に大切だとか。
十数年前、この農場では早春用の品種として烏牛早を導入しました。
”烏牛早”はお茶の中でも、早春に真っ先に市場に並ぶものですが、ただ味わいがやや薄く、濃いお茶を好む人たちを満足させるほどではありませんでした。
そこで、この農場は茶葉研究所と一緒に2008年に新品種である”浙農139”を導入したのです。
浙農139は、樹高が比較的高く、枝分かれが比較的密で、葉は楕円形をしており、芽と葉は深緑色で、産毛も多いものです。産量は比較的高く、緑茶を作るのに向いており、色は翠緑になります。
お茶を育てるのは一般に時間がかかるもので、”浙農139”がこの地にやってきてから5年間、こまめな管理と育成をしたあとで、今年になってようやく摘むことが出来ました。
茶摘みの時期は烏牛早に比べると3~5日ほど遅くなりますが、味わいは烏牛早より優れているとのことです。
確かに烏牛早は、新茶に求めるフレッシュさの表現には優れているのですが、味わいにやや深みが足りないというのは感じるところでした。
市場の反応が良いようであれば、浙農139は、烏牛早に続く早摘み品種として伸びるかもしれません。