香港の食品安全センターが輸入された日本茶から、放射性物質を検出したと発表しました。
ただし、ごく微量であり、健康に影響はないとしています。
香港检测出日本进口绿茶有核辐射
http://news.t0001.com/2012/0404/article_141133.html
記事によると、スーパーマーケットに並んでいる商品の抜き取り検査を実施したところ、静岡産の緑茶から放射性物質が検出されたそうです。
含まれていたのは、1kgあたりセシウム134が11ベクレル、セシウム137が19ベクレルとのことです。これは食品法典委員会の定める規制値、1kgあたり1000ベクレルを大きく下回ります。
検査結果を受け、輸入商と販売店は自主的に販売の中止と回収を進め、相談ホットラインを設置したそうです。
香港では日本の原発事故を受け、食品の抜き取り検査を実施しているようです。
「直ちに健康に影響はない」というのは海外では通用しませんので、慎重かつ冷静に対応していきたいですね。