雲南省の議会に「プーアル茶保護条例」なるものが議案として出されたそうです。
代表委员建议规范普洱茶生产营销环节
http://news.t0001.com/2012/0217/article_137698.html
記事によると、プーアル茶の生産・加工・宣伝・販売と研究開発の各環境について、一定の保護や規範を設けようというものだそうです。
目的としては、1つめに雲南大葉種の茶樹資源や古茶園の保護計画を設定し、珍しい資源保護と合理的な利用を図ること。2つ目に茶葉市場が小規模に点在しており、競争力が弱いという問題を解消すること、3つめに、宣伝の上でプーアル茶の地方標準と原産地保護を徹底することを掲げています。
何かが売れていると聞きつけると、適当な業者が出てきて、メチャクチャな商品を販売するだけして、マーケットをぶっ壊す、というのが日常茶飯事の中国。
地元の産業保護のためにも、こうした動きはこれからも広がりそうです。