安徽省黄山市で黄山毛峰の茶摘みが始まったようです。
3月25日、黄山毛峰の原産地であり、核心産地でもある黄山市徽州区富渓郷の万畝茶園では、腰に茶の籠を付けた茶農家たちがお茶の畝と畝の間で注意深く、今年最初の毛峰茶に用いる明前の生葉を摘み、世界に向かって春の味を伝えます。これは黄山毛峰の明前茶が正式に茶摘みの段階に入ったことを意味します。
この日、富渓黄山毛峰の明前茶の生葉の買い上げ価格は1斤300元前後でした。
取材によると、徽州区には茶園が5.2万畝あり、そのうちの80%は海抜600m前後の高山にあり、雲霧がたなびく生態環境はここの茶葉の香気を蘭のようなものにし、品質は優れています。
近年、徽州区では”粘虫板+生物農薬+生態農業技術”のモデルにより、茶園の品質管理監督と病虫草害の監視予測アラームを強化しており、黄山毛峰の品質は段階的に上昇しています。
今年は区全体で茶葉の産量は2500トン、総合産出額は15億元以上になると見込まれています。
やや標高の高い地域の黄山毛峰もスタートしたようです。
安徽省の中では比較的南の方にある産地ですが、平年並みといったところでしょうか。