福建省泉州市安渓県の安渓鉄観音茶の茶摘みが始まっているようです。
4月22日、2021年鉄観音春茶茶摘み式が福建省泉州市安渓県の鉄観音発祥地である西坪鎮で開催されました。無形文化遺産伝承人の魏月徳氏など13名の中国製茶大師、安渓鉄観音大師が茶祖を敬い、茶福を祈りました。
銅鑼の音が鳴るのにあわせ、魏月徳氏などの13名の大師は大声で”お茶を摘み始めます”と叫び、2021年の安渓鉄観音春茶の茶摘みの幕が開きました。緑豊かな茶山の上では、おそろいの服を着た茶摘み娘たちが茶樹の間で柔らかい芽を摘み、多くの旅行客の目を引きつけていました。
鉄観音茶は福建省安渓の茶農家が1725~1735年の間に発明したものです。原産地は安渓県西坪鎮嶢陽の山麓です。烏龍茶類に属し、十五区中大茗茶の一つで、烏龍茶類の代表です。2008年、烏龍茶(鉄観音)伝統製造技術は国家級無形文化遺産となりました。
この記事の大元の出所は、中国新聞網の記事のようで、こちらでは1分間ほどの映像で紹介されています。
http://www.chinanews.com/sh/shipin/cns-d/2021/04-23/news886820.shtml