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2020黄山茶会、感染症の影響についての報告

安徽省黄山市で黄山茶会というシンポジウムが開催されました。
ここで新型コロナウイルスの茶業への影響や中国の茶業界に関する様々な統計が発表されたようです。

 

中国茶葉流通協会が主催する2020黄山茶会が8日、安徽省黄山市で開催され、全国の伝統名茶の産地の政府、行政部門、龍頭企業の代表など350名が会議に出席し、全国の伝統名茶産業を如何にして新時代のより高いレベルに引き上げ、品質を向上させるかについて討論しました。

中国茶葉流通協会の会長で、全国茶葉標準化技術委員会の主任委員である王慶氏は、”感染症流行下の中国茶業”をテーマに報告を行いました。彼によると、中国茶業は第1次、第2次、第3次産業にまで及び、従業人口は3千万(訳注:元記事の数字が誤っています。最後に補足します)を超えるといいます。新型コロナウイルス肺炎の流行が起こって以来、茶業界の供給チェーンは深刻な制限を受け、販売は急降下し、業界は店舗家賃、スタッフの給与、銀行の貸し付け、プロジェクトの実行、輸出、宣伝広告などについて非常に重い試練に直面しました。茶葉は最も早く大規模に発売をした農業経済作物で、春茶の季節には感染症の流行が有効にコントロールできていたとはいえ、茶摘み人の不足、製品の流通阻害などの問題があり、産業の商流、物流、資金流、情報流などの面で挑戦を余儀なくされました。王慶氏によると、国内の感染症流行が収まるにつれ、展示会などの茶のイベントが徐々に回復し、茶葉の消費もまもなく第一波の”揺り戻しの伸び”が来るだろうと考えているとのことです。

感染症流行後の時代に合わせて、茶産業はどのように発展していくのかについて、王慶氏は全国の茶業と黄山の茶業のそれぞれに処方箋を示しました。
彼によると、特色ある製品を開発し、大健康という概念が引き起こす飲茶市場の伸びというチャンスを掴み、市場の需要にあった製品を開発することだといいます。黄山には伝統的な名茶が多く、そのために茶製品には特殊な”イメージの言葉”があります。ネットの販売チャネルを深掘りし、販売地区に根ざし、自らの販売店と販売店網を広げて行くのです。黄山のそれぞれの茶業ブランドに応じて、市場の目標を定め、販売店を育て上げ、販売地域の市場の奥深くまで深掘りしていくのです。王慶氏はさらに黄山の茶製品は差別化による成長路線を目指すべきだとも提案しました。彼によると、感染症の流行期間では、面と向かった交流や品評などが欠けるので、ブランド茶の芽kリットがよりハッキリと発揮できると言います。

統計によると、2019年、中国の名茶(訳注:名優茶のこと)の産量は全国の茶葉総生産量の48.4%を占めるまでに達し、名茶の販売額は茶葉の国内販売総額の70%に近づいています。

黄山は昔から中国の重要な名茶の核心産地であり、黄山毛峰、祁門紅茶、太平猴魁、休寧松蘿などの多くの特色ある名茶が国内外で有名です。
近年、黄山市委員会、市政府は地元の名茶産業の発展を大変重視しており、2014年から中国茶葉流通協会と合同で5回の”黄山茶会”を開催し、全国の茶葉生産地の政府、企業、研究所と業界の組織代表などを黄山に招いて、良いお茶を共に味わい、茶のイベントを共に行ってきました。現在、”黄山茶会”は我が国の名茶の核心産地におけるシンボリックなブランド茶のイベントになっています。
取材によると、今回の”黄山茶会”の会期は3日間で、期間中はさらに2020年第1回中国伝統名茶”10+N”テーマサミットなどのお茶のイベントが行われるそうです。

 

記事中の茶業の従事者の数ですが、農業農村部の方が発表していた数字は、茶業従事人口7000万人超。うち、茶農家が約2600万人、茶摘み人約3300万人、製造と流通1100万人以上とのことです。

中国の主要な農作物の中でも、最も早い時期に収穫を迎えた作物だけに、コロナウイルスによる影響は大きかったようです。
対面販売や試飲などができないことが多いため、ブランド力などがものを言う時代であるという指摘は納得感があります。

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