江西省上饒市の鉛山県は、福建省武夷山を出発した万里茶路の最初の街で、鉛山河紅茶という紅茶を現在、復刻して売り出し中です。
そんな河紅茶の生産が、始まっているようです。
2020年4月10日、江西省上饒市鉛山県の武夷山鎮烏石村では、茶農家が春茶の摘み取りを行っているところでした。現在、鉛山県武夷山鎮の各茶葉会社は茶摘みと製茶、市場への出荷に追われています。
ここ数年、鉛山県武夷山鎮は庶民が豊かになることに照準を定めて指導を行い、農家との連携の仕組みを絶え間なく刷新し、農業龍頭企業と組合による作用を大いに活かして、”会社+茶園+農家”の一体化した産業経営モデルを推進し、企業、組合が農家との間に利益で連結した仕組みを作ることを奨励することで、5000名あまりの農家の1人あたりの平均収入を3000元以上増加させることに成功しています。
鉛山県は福建省武夷山市の山の反対側にあり、武夷山鎮という地名もある場所です。
しばらく紅茶の低迷で名前が聞かれなくなっていた河紅茶ですが、地元政府のバックアップもあって、新しい産業として育成していく方針のようです。