貴州省の名茶・都匀毛尖が命名されて60周年を迎えるとのことで、様々な記念イベントが計画されているようです。
贵州黔南举行“都匀毛尖茶”命名60周年系列活动
贵州省黔南布依族苗族自治州日前举办以“都匀毛尖?香满人间”为主题的系列活动,纪念毛泽东主席命名“都匀毛尖茶”60周年。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201606/00004773.html
貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州は先日、”都匀毛尖・香満人間”をテーマとした一連のイベントを開催し、毛沢東主席が命名した”都匀毛尖茶”の60周年を記念しました。
聞くところによると、1956年、都匀市団山村の数名の若い幹部が、毛主席が庶民に幸せな生活をもたらしてくれたことを感謝するために、同郷の人々を集めて18斤の生葉を摘み、地元の”魚鈎茶”に加工して、毛沢東主席に郵便で送りました。
数日後、お茶を贈った潭修楷氏らは、中国共産党中央弁公庁からの返事を受け取りました。返事の中には毛沢東主席の励ましの言葉が入っていて、毛沢東主席は手紙の中で、「今後巴山の斜面に多く茶を植え、その茶を毛尖茶と名付けると良い」とあったそうです。これによって、地元の”魚鈎茶”は”毛尖茶”に名前を改めました。
貴州省黔南プイ族ミャオ族自治州は、”低緯度、高海抜、日照が少なく、雲霧が多くて、無汚染”という地理的、気候的な特徴があり、特に品質の良い茶を作るのに適しています。
60年間、黔南プイ族ミャオ族自治州は茶業を重点的な産業として育ててきていて、特にここ数年は、州では茶業を民衆を富ませ強い州にする産業と位置づけ、生態保護と文化の伝承を第一にした農業産業政策を行い、明らかな効果を上げています。現在、都匀毛尖の茶園面積は、既に150万畝、年間産量は2.09万トン、産出額は33.46億元、総合産出額は65.47億元となっています。都匀毛尖の地理標志価値は181億元に達し、茶の地理標志ブランドの中で第2位に位置しています。都匀毛尖の地域公共ブランド価値は23.54億元で、全国12位に位置し、2年連続で中国の”もっともブランド発展力を持つブランド”に選ばれ、貴州省の茶を代表する重責をその肩に負っています。
開催された座談会では、会に参加した幹部、専門家は毛沢東主席が命名した”都匀毛尖茶”の重要な意義、歴史的価値について述べ、都匀毛尖茶産業の発展について深く交流を行いました。
イベント期間には、さらに”都匀毛尖茶”命名60周年記念碑の除幕式典や茶博園の見学などのイベントが開催される予定です。
どうも都匀毛尖茶は、毛沢東主席の命名したお茶、というのがブランドのバックボーンにあるようですね。現代ならではの名茶というわけです。