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安徽省では価格低迷で、撤退する茶農家も

安徽省の茶葉価格が3シーズン連続で低迷しており、一部の茶農家は茶の生産を放棄し始めているようです。

安徽茶叶价格连续3季度下跌 部分茶农户放弃茶叶生产

据国家统计局安徽调查总队发布的调查报告显示,我省茶叶价格连续3个季度下跌,尤其是高档茶叶。一部分茶农户放弃茶叶生产。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201512/00003489.html

国家統計局安徽調査チームが発表した調査レポートによると、安徽省の茶葉価格は3シーズン連続で、下落し、特に高級茶でそれが顕著です。一部の茶農家は茶の生産を諦めています。

調査データによれば、昨シーズンからの我が省の茶葉価格は5.5%下落し、近年最大の下落幅となりました。2シーズン前の茶葉価格は前シーズン比で0.9%下落しており、我が省の茶葉価格は3シーズン連続での下落となりました。

茶の価格は長年上昇してきましたが、中央政府の”八項規定”発表の影響で、公務用のお茶、ビジネス用のお茶の需要が急減し、高級茶マーケットがすこぶる不振となり、高級な名優茶の価格が下落しました。今年の春茶で見ると、価格変化の大きい部分は高級茶の価格大幅下落に現れており、中低級茶の販売は比較的良好で、市場価格は昨年比で小幅に下落したという構造です。

市場価格の大幅下落と同時に、茶農家はさらに生産コストの増加に直面しており、このため一部の茶農家は生産を諦め始めました。

今年の春は低温多雨で、茶の生産も影響を受け、春茶の開園時期は昨年よりも1週間前後遅くなりました。同時に、春茶の茶摘み時期の気温上昇が比較的早く、これによって茶の成長が早くなりすぎてしまい、茶農家が摘むのが追いつかず、春の名優茶の茶摘みの期間は例年よりも短くなり、中高級の名優茶の摘採量は例年よりも減少しました。

調査ではさらに労働力コストが明らかに増加しており、宣城市宣州区の茶摘みの人件費は1人あたり1日120元となり、前年に比べて20%増加しています。これに加えて宿泊と食事、送り迎えの交通費がかかります。六安市金寨県の茶農家は、茶摘み人の1日あたりの工賃が昨年は120元だったものが、今年は180元から200元になりました。

茶の主要な生産県の調査によれば、今年は生葉を販売する茶農家がどんどん増えたといいます。1つは労働力の不足であり、もう1つは市場の動向を把握するのが難しいので、生葉を売ってしまった方が心配事がなくなるので、状況が良ければ多く摘みますし、状況が悪ければ摘まないのです。

多くの家庭では家族が出稼ぎに出ていて、労働力がそもそも不足しており、人を雇うのでは採算に合わず、家族が一部分を摘むことしかできなくて、余った茶葉は捨てるしかありません。黄山市歙県の調査チームは、この県で茶の生産を放棄した農家の数は8%前後に達するとしています。多くは茶園を親しい友人に渡して経営をしてもらっていますが、一部は荒れるに任せる状態になっています。

 

お茶は基本的には換金性の高い商品作物であるので、市況が悪くなると、どうしても放棄される茶園などが出てくるのは避けられません。消費量が増えるスピードと生産量が増えるスピードのミスマッチということもありますし、ビジネス需要による高級茶の消費に頼りきりだった構造などもあるので、まさに構造改革が必要な状態にあることが見えてきます。

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