中国の中でも早くから工業が発達し、”世界の工場”との声もある広東省東莞市。
実は、ここが今や中国の中でお茶のコレクターが集中する地域となっており、”中国茶の倉庫”になったという記事がありました。
“世界工厂”东莞催生“中国茶仓”
广东东莞素有“世界工厂”之称,发达的制造业催生了雄厚的民间资本,并催生出数量众多的普洱茶藏家。东莞是非产茶地区中藏茶最多的城市之一,云南省所产的三分之一普洱茶基本沉积在东莞,每年30多亿元人民币的销售额让东莞在全国茶行业有着强大的影响力。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0525/article_170452.html
広東省東莞市は”世界の工場”の名前があり、発達した製造業が分厚い民間資本をもたらし、また数多くのプーアル茶の収集家を生み出しました。
東莞市はお茶を産しない地域の中で、お茶の貯蔵量が最も多い都市の1つであり、雲南省で生産された3分の1のプーアル茶が基本的には東莞市に蓄積されており、毎年30億元あまりの販売額を持つ東莞市は全国の茶業界に対して強い影響力を持っています。
今年になってから、東莞の経済は横ばいからやや上向きになってきました。東莞市統計局のオフィシャルサイトの数値によれば、第1四半期の東莞中外資銀行機構の外貨残高は8707.54億人民元となっており、分厚い民間資本が東莞の茶業界の発展を後押ししています。
閉幕したばかりの第7回東莞国際茶業博覧会は国内外の業者、消費者のべ8万人が来場して、お茶を試飲しました。展示面積は20000平方メートルに達し、参加した新ブランドは20あまりで、その展示ブースの面積はどこも100平方メートル以上でした。
ここ2ヶ月ほど、多くのお茶のブランドが東莞で全国初の品評会を行いました。例えば普洱馬餅の”一馬当先”、七彩雲南の”七彩1889”プーアル茶新茶品評会、斗記普洱茶の”斗記・嵐斗記”全国キックオフ会、柏聯普洱古樹茶典蔵シリーズの全国最初の品評会など、多くの茶葉会社が東莞をブランドの宣伝と布石の全国最初の都市として選んでいます。
柏聯普洱の総経理、謝金汶氏は、東莞は”中国茶の倉庫”と業界では呼ばれており、全国の茶業界において比べものにならない影響力を持っていて、全国のお茶の収蔵にとっての風向標です、と言います。
東莞茶葉協会会長の高飛氏は、今年全国の普洱茶市場は大変活気がありますが、東莞は雲南普洱茶の収蔵における主要な陣地となっており、新茶の最初の発表式が次々と開催されており、その規格とアイデアのレベルはどんどん高くなってきていて、より多くの実力ある茶葉会社が東莞に進出してきて、東莞の茶文化の伝承と茶産業の発展を必ず深めてくれるものと考えています、と話しています。
かつては良いプーアル茶は香港に集まると言われ、それが返還後は台湾に移った、などの話が囁かれていましたが、現在、中国国内では東莞がその立場になったようです。