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杭州の茶産地、ため池を設置へ

昨年夏、杭州を襲った干害の反省から、茶産地にため池を作る動きが起こっているようです。

杭州10个产茶村将建38个山林蓄水池

去年夏季,杭州连续高温,西湖龙井茶被成片“烫伤”,让茶农们很受伤。今年,茶农们终于可以松一口气了。据了解,今年西湖街道办事处推出了山林防火及抗旱设施建设项目,梅家坞、翁家山等近10个产茶村将建造山林蓄水池,数量将达到38个。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0422/article_169494.html

昨年の夏、杭州は高温が続き、西湖龍井茶も”やけど”を負い、茶農家たちも大変傷つきました。今年、茶農家はついにホッと一息を付くことができました。
取材によると、今年西湖街道事務所は山林の防火と干ばつを防ぐための施設建設プロジェクトとして、梅家塢、翁家山などの10あまりの茶産地の村に山林貯水池を作り、その数は38に上る見込みです。

貯水池の建設は2段階で行われ、第1弾は梅家塢、翁家山、梵村、九渓、満覚隴、楊梅嶺。第2弾は龍井、双峰、茅家埠、霊隠です。現在、このプロジェクトは既に入札の段階に入っています。
西湖街道事務所の関係者によると、これらの貯水池は茶農家が灌漑用の水を得やすくするだけではなく、茶園の灌漑面積を増やすことにもなるとのことです。計画では今年8月から、一部の貯水池で使用を始める予定です。

杭州の茶産地の村に貯水池を建設するほか、栖霞嶺、黄龍洞風景区でも関連する工事のプロジェクトが予定されています。栖霞嶺の工事プロジェクトは、主にGPS2型の主動フレキシブル保護システムの設置が主です。このシステムは主にワイヤーロープで押さえつけるもので、縦横に縄を支え、ワイヤーネットがあって、縄と結びついたものです。このシステムができた後は、法面を固めるだけで無く、風化した石の落下や大きな石の滑落を防ぐことができます。

このほか、黄龍吐翠風景区の付近では、一部で岩石が裂けているところがあります。もう少ししたら、これらにモルタルを流し込んで岩石を固める計画です。
 

昨年の夏の干ばつでは、水を得るのに大変苦労していたので、それを改善するものとして期待できそうです。茶園周りのインフラ整備は、まだまだ遅れているので、今後はこうした工事も行政主導で進むことになるのではと思います。

 

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