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開化龍頂の春茶価格は値上がり

今年の新茶ですが、昨年夏の干ばつの影響が一部で出ているようで、減産になっているところもあります。ただ、市況が悪いので、値段は横ばいか若干の値下がり、というケースが多くなっています。
が、浙江省の名茶・開化龍頂はこのご時世でも逆行高になっているようです。

今年开化龙顶春茶价格出现逆市上涨

和全省所有产区的茶叶一样,今年开化龙顶受去年旱灾影响,茶叶总量减产,可是和全省其他茶叶产区春茶销售缓慢的总体形势相比,“开化龙顶”却独受市场青睐,销售火爆。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0420/article_169442.html

省内の他の茶産地の茶葉と同様に、今年、開化龍頂は昨年の干害の影響を受け、茶の生産量が減りました。他の茶産地の春茶の販売状況は全体的に軟調であるのに対し、”開化龍頂”は市場の人気もあり、販売が好調です。

「今年、開化龍頂の春茶の1kg当たりの価格は200元ぐらい値上がりしており、茶農家たちが最大の恩恵を受けていますよ」
清明節の後、穀雨前は新茶が大量に発売される忙しい時期で、開化龍頂名茶市場の中では人がひっきりなしに往来しています。4月15日、”老周茶荘”では、主人の周光霖氏に茶の販売状況のことを聞くと、喜びに溢れた表情で、こう言いました。「今日は寧夏に数百斤ほど発送するんです」

「市場での販売は大変好調です。これは開化龍頂がこれまで真正面に市場と向き合い、市場のテストを受けてきたこととも言えると思います」と浙江益龍芳茶業有限公司の董事長・余華軍氏は言います。
余華軍氏が茶の生産・加工と販売に従事して既に10年あまりが経ちますが、自分の茶園に優良品種の茶苗を植え、無公害あるいは有機化の管理技術を採用し、現代的な生産設備を導入することで製品の品質を高めることの他に、ここ1年ほど、天猫、慧聡網などの電子商取引サイトの助けを借りるとともに、製品の種類、等級、規格などを細分化して、さまざまな顧客層に合わせるようにしました。結果、オンラインでもオフラインでも、茶の販売において今までに無い成績を収めることができました。

「今年は3月6日に龍頂を発売開始して以来、30日ほどで既に200万元あまりの売上を上げました。現在、毎日出荷する量は100kg程度で、昨年の同じ時期に比べて20%も増えました」と彼は言います。

専門家の話によると、今年、開化龍頂の春茶の価格が高めに推移し、販売も好調なのにはいくつかの理由があると言います。
1つ目として、昨年全国の贈答用品市場は大幅に”縮小”してしまい、茶の販売は谷に落ち込みました。そこで市場から考えて、簡略化包装を始め、一般大衆市場向けに転身を図り、さまざまな方面に販路を広げました。
2つ目には、政府の宣伝への力の入れ方は変わっていないので、ブランドへの反応は良く、外部からの買い付け客も多く、争うようにして価格が上がっていることです。
3つ目には、龍頂の産地における独特な気候的な優位性が明らかで、茶の汚染は無くて天然で、品質が大変良く、加えて生産加工技術を改善した後は、香りや味もさらに高まったので、より多くの人々の注目と好評を得ています。そして茶摘み人が不足し、一部の地域では茶摘み人の工賃が10%以上高くなったので、茶の生産コストが高まり、茶の価格が上がるのは大変自然なことです。
4つ目には、”茶を国飲に”の理念がいよいよ人々の心に深く入り込んできて、市場には一定の強い需要があり、一般の人々の消費能力も絶えず高まってきており、龍頂の価格ラインは消費者の需要に適っているのです。

 

品不足による供給の減少だけでは無く、需要サイドの高まりも価格の引き上げに寄与しているようです。ある意味、健全な値上がりをしているとも言えそうです。

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