中国はたいへん広いので、茶摘みが早まる茶産地もあれば、大幅に遅れる茶産地もあります。
貴州省は1ヶ月遅れになる見込みとのこと。
今年贵阳新茶上市时间普遍推迟近一个月
受低温天气影响,今年贵阳新茶上市时间普遍推迟近一个月时间。伴随着天气回暖,花溪久安茶园将进入新一季的春茶采摘,4月底首批春茶将上市。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0407/article_169050.html
低温の影響を受け、今年、貴陽市の新茶の発売時期はおしなべて1ヶ月ほど遅れています。
気温が回復するにともなって、貴陽市花渓区にある久安茶園では、新しいシーズンの春茶の茶摘みが始まり、4月末には春茶が発売されるそうです。
貴陽市には現在22万畝の茶園があり、生産している茶園は10万畝ほどです(訳注:まだ植えたばかりで、茶摘み可能になっていない茶園が12万畝近くあるということです)。
今年、貴陽市は茶園の規模を拡大していく方針で、5万畝の新しい茶園を作る計画をしています。また先進的な茶葉加工ラインを導入して、茶の生産規模を拡大し、大衆茶の生産量を高めて、通年での茶の生産量を5000トンに高める計画です。
同時にブランドの育成に力を入れ、販路を開拓し、貴州省の注力ブランドである”緑宝石”緑茶のプロモーションを推し進め、ブランドを組み合わせた戦略を実施します。また、貴陽市の茶葉会社には、地方公共ブランドである”黔山牌”を統一して使用するよう積極的に働きかけます。
花渓区の久安古茶の研究開発を進め、久安古茶樹資源の保護をすすめ、研究開発と生態観光茶園の成長を推し進め、茶業を我が市における、生態産業、緑色産業、市民を富ませる産業とし、貴州省の緑茶産業の模範になるようにします。
茶摘みが遅れているようですが、それ以上に貴州省の各産地の茶業推進計画が、現在の茶業の状況とは大幅に乖離した計画で進めようとしていることが驚きです。
生産能力が過剰すぎると騒いでいるのに、さらなる増産体制。大丈夫なんでしょうか。