福建省から持ち込まれた茶苗が元になって発展していったとされる凍頂烏龍茶。
その凍頂烏龍茶の苗が、福建省のお寺に再び移植されたそうです。
台湾冻顶乌龙回植祖庭天心永乐禅寺
一百五十年前从福建跨海移植成功的台湾冻顶乌龙茶苗,时隔一个半世纪再度回植祖庭——福建武夷山天心永乐禅寺,两岸茶人再续百年茶缘。18日,台湾冻顶乌龙茶始祖林凤池第四代传人林新添、武夷山天心永乐禅寺主持释泽法师,在天心永乐禅寺禅茶园共同植下台湾冻顶乌龙茶苗。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/1119/article_163900.html
150年前、福建省から海を渡り、移植に成功した台湾の凍頂烏龍茶の茶苗。1世紀半の時間を経て、再び元の庭に植えられました-そこは福建省武夷山天心永楽禅寺で、両岸の茶人により再び百年の茶縁が続けられます。18日、台湾の凍頂烏龍茶の始祖・林鳳池の四代目・林新添、武夷山天心永楽禅寺の主持・釈澤法師は、天心永楽禅寺の禅茶園に、一緒に台湾の凍頂烏龍茶の苗を植えました。
台湾の中華護僧協会理事長の圓塵法師は、台湾の凍頂烏龍茶の茶苗と大紅袍の母樹の茶苗を再び同じ土地に植えることは、両岸の文化の源流が長いものであることを象徴しています、と評しています。武夷山天心永楽禅寺の禅茶園は、歴史の生き証人として重要な茶園となり、両岸の心の交流はこの凍頂烏龍茶の苗の芽と同じようにすくすくと育ち、長い間甘く爽やかで生き生きとした味わいを醸し、人々の心と身体に染みわたる茶葉となるでしょう。
第7回海峡両岸茶業博覧会の最終日に、台湾の凍頂烏龍茶を大紅袍のあった庭に植えることと両岸の縁が続くことを祈る法会が開かれました。両岸の茶人、高僧大徳が千人近く集まり、天心永楽禅寺の禅茶園で、台湾の凍頂烏龍が大紅袍の元の庭に回植されるのを見届け、歴史的な一幕を共に心に刻みました
「私たちの茶葉の祖先はここにあります」と林添新は記者に語りました。ずっと、両岸の茶人はともに大紅袍と凍頂烏龍は、ともに同根同源の茶であり、特別な感情がありました。武夷山は烏龍茶の原産地で、大紅袍は武夷岩茶の傑出した代表です。
「一部の台湾茶葉の歴史は、台湾と大陸の血肉が繋がっていることを示す証拠です」と林添新は言い、台湾の凍頂烏龍茶は武夷山から台湾に移植されてから、今回、天心永楽禅寺に回植されたのは歴史が戻っただけでなく、両岸の感情が戻ってきたということでもあります、と語りました。
調べてみると、150年あまり前、台南人の林鳳池は福建省に試験を受けに来て、科挙に合格した後、興に乗って武夷山を観光しました。林鳳池は武夷岩茶に対して感服してやまず、天心永楽禅寺の昔の住職に武夷茶を導入したいという願望を伝えました。当時の住職は武夷の”青山烏龍茶(原文ママ)”の苗を36株贈るように取りはからいました。林鳳池は苗を持ち帰って、帰還後移植に成功し、著名な台湾の凍頂烏龍茶を作り上げました。林鳳池は凍頂烏龍茶の始祖として讃えられています。
中国側の記事なので、固有名詞が色々あやふやですが、凍頂烏龍茶が台湾へやってきた経緯についても書かれています。
上手く育ってくれると良いですね~。