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3つの茶山の高級プーアル茶

あるプーアル茶メーカーが、殿堂級のお茶を発売するそうです。
どういうものなのでしょうか。

 

杨聘号茶庄将推出殿堂级普洱

杨聘号预计6月份推出业分别由班章、易武和曼松三大名贵茶山制作的殿堂级普洱茶系列。所谓殿堂级,意指在其领域具有不可取代的崇高地位。普洱茶界中有“班章为王、易武为后、曼松王子”的说法可见其堪称普洱茶中的贵族,那么其魅力何在?

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0524/article_157184.html

 

楊聘号は、6月に班章、易武、曼松の三大名茶山で作られた殿堂級のプーアル茶シリーズを発売すると発表しました。いわゆる殿堂級というのは、他が取って代わることの出来ない崇高な地位のことを意味します。プーアル茶業界では、”班章は王、易武は王妃、曼松は王子”と言われることもありますが、プーアル茶の中の貴族と讃えられる、これらの魅力はどこにあるのでしょうか?

プーアル茶を飲む人たちは、老班章のお茶を栄えあるお茶としており、以前から”茶王”という美名で讃えられています。老班章は海抜1600~1900mで、亜熱帯高原季節風気候帯に属します。
世界茶文化交流協会副会長で、勐海県楊聘号茶葉有限公司の会長を現在務めている林君励さんは、このように紹介しています。「班章は僻地にあり、交通が困難であるため、昔からの自然がそのまま保たれている。気候と地理の共同作用が、班章に特殊な魅力を生んでいます。」
覇気のある味が、班章のお茶を”覇”のあるお茶と讃えられるようにしています。「班章のお茶は気が十分にあり、味は重厚で濃く、強い。口当たりは満ち足りていて、戻りの甘さが長く続きます。一度飲んだら忘れられない味で、王者の風格があります」と、林さんはこのように説明します。

易武は老舗の茶商が最も多く出ている地区で、著名な100年以上の老舗の半分以上は、易武の出身です。易武の古茶山は、古六大茶山の中でも茶園面積が最大で、三両が最大の茶山であり、遠くは国外にも販売されていました。
易武の古茶山は、海抜656m~2023mの間にあります。海抜差が大きく、立体型の気候を形成しており、暖かく湿度があるという温暖型気候の2つの気候特性を備えています。林さんの話によると、「易武は山が高くて霧が深く、土地は肥沃で、温暖多雨で熱量も豊富で、雨量も満ち足りています。易武のお茶は潤いがあって、優雅な柔らかさと蜜のような戻りの甘さがあると言われており、班章の覇気とは正反対で、より柔らかさと甘さがはっきりと出たお茶になります。」

曼松は西双版納勐臘県の倚邦古茶山にあり、曼松のお茶は、かつて王室の指定を受けた貢茶であり、その名声は広く知れ渡っていました。現地の伝説では、曼松の王子山の上には、追い詰められて殺された王子が埋葬されていることからその名があるとされ、付近で作られるお茶は王子茶とも称されています。
曼松は最も原始的な自然環境が残されており、数百年から千年になる希少な古茶樹が、原始的な森林の中にあります。「曼松の貢茶は、甘くて潤いがあり、香り立ちが良く、貴族のような息づかいが感じられます」
林さんはこのような一連のシリーズのプーアル茶を売り出すことにしており、きっと茶友を後悔させませんと言っています。聞くところによると、プーアル茶の中でも最高級の製品で、原料もきわめて少ないため、価格もまた殿堂級です。1枚の餅の価格は2000~5000元前後になると見積もられています。
 

良いお値段のするお茶ですが、各産地ごとの味の個性の表現などは、なかなか参考になるのではないかと思います。
それにしても、品質の良いお茶を表現するときに出てくる、”気”というやつは実際に飲んでみないと分かりにくいものですね。

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