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翁家山で西湖龍井の茶摘みが始まる

今年の茶摘みは全般的に早い傾向にあります。
あの西湖龍井も、早くも摘み始めたそうです。
杭州翁家山西湖龙井新茶昨日开摘

春天的脚步提前到来,杭城的气温也随之升高。在西湖边茶山上,茶叶芽儿也早于往年,悄悄地探出了头。昨天,家住翁家山的翁老伯一家,开始了今年第一次采茶。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0310/article_158435.html

記事によると、杭州では温暖な天気が続き、翁家山では昨日から茶摘みを始めたそうです。
早朝6時頃から一家で畑に茶摘みに行き、13斤あまりの生葉を収穫。約3斤のお茶を作ったそうです。
今年は10人の茶摘み人を雇っており、10日頃から忙しくなる見込みだとか。

西湖龍井の今年の値段についてですが、昨年は1斤3500元ほどだったそうで、今年はもう少し高くなることを希望しています。
この茶農家は5畝ほどの茶園を持っており、年間で200斤ほどのお茶を作れるとのこと。
今の状況から見ると、今年の明前茶の三両は昨年よりも多くなる見込みですが、今年は大口のお客さんからの注文が少ないので、値段はそんなに上がらないのではないかと心配しているそうです。

西湖龍井の全般的な様子ですが、今年は気温が高かったので、成長が早く、3月20日頃には全面的な茶摘みシーズンに入る見込みで、半月ほど早いそうです。
西湖龍井協会副会長の話によると、「価格の点で見ると、ほぼ横ばいで少しだけ上がるかもしれません。これは茶摘み人のコストが上がっているからです。ただ、今年は天気も良く、品質は例年よりも良いです」とのこと。

 

記事では、このほかの産地(諸曁、金華)の様子についても、紹介されています。

諸曁のメーカでは、「茶葉は一般的に15度前後で芽が伸び始めるのですが、今年は天候が普通ではないので、茶葉はみんな早く芽が出ました」と語っており、この5年では最も早い年になったとか。

価格については、今年の浙江龍井の価格はやや下がる見込みだとのこと。
その理由は2つあり、1つは天気の関係で茶摘みが早くなり、産量が増えたこと。
もう1つは、贈り物にする人が少なくなったので、販売量に影響が出そうなため、だそうです。
品質については、「今年の新茶の味は例年より良いはず」と自信を持っているそうです。
続いて、金華のメーカーですが、金華地区の早春茶は3月1日に既に販売を始めたそうです。
金華地区は杭州の南に位置し、気温が杭州に比べて高いので、芽の成長が早く、茶摘みの時期もやや早いとのこと。
ただ、今年の早春茶の産量はそんなに高くなく、このメーカーの一日の産量は200斤から300斤の間だそうです。これ以後のお茶は産量が増えそうとのこと。

今年、早春茶の市場での販売価格は1斤1200元から1300元ほどで、これは昨年より約15%上昇しているそうです。値上がりの原因は、1つには税制改正があり、営業税が増税となっていること。2つめには、工賃の増加で浙江省は最低賃金を引き上げたので、労務コストが上がっていること。3つめは今年の物流コストの増加です。

金華の早春茶の品質については、今年は昨年よりも絶対に品質が良い、と語っているそうです。
今年は虫害もなく、気温も早く上昇したので、お茶の成長が非常に良いため、だそうです。

 

茶摘みが早かった(産量増)&需要の落ち込み(需要減)で、明前茶の価格は下がるか・・・と思っていたら、わずかですが上がっているようです。
コストの増加で、もっと価格に転嫁されるはずだった上げ幅が、上記のような理由で圧縮されている、というのが、今年のお茶の市況なのかもしれません。

 

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