2010年に香港市場に上場した健康食品の会社・碧生源。
積極的な広告戦略で上場までこぎ着けた会社ですが、ここへ来て非常に苦しい立場に追い込まれています。
碧生源减肥茶广告投入占七成 成本不足4分
近日,碧生源控股有限公司因董事长赵一弘于业绩披露禁售期前的紧急抛售套现,股价大泻不止,跌幅一度高达38%。这支一直被业内视为“吃了亢奋药”的保健品军团,从2010年上市至今,仍未能握紧股价的“魔剑”,投资者屡屡表现出对其业绩和发展后劲的不信任。
减肥茶是碧生源的主打产品,这款曾亏损多年的产品,经过品牌包装等华丽转身后,竟能出现爆发性增长。长达13年的非理性繁荣背后,碧生源仍未能突破自身和行业困局。这家功能保健茶行业的龙头企业能否逃离行业宿命,仍需要时间去解读。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0121/article_156639.html
記事によると、創業者が2012年の業績発表を前に持ち株を大量に投げ売りし、株価は大暴落。
下落率は一時38%に達したそうです。
元々、上場した時から株価は下がりっぱなしで、成長性を危惧する声が相次いでいたようです。
この会社が主力商品としているのは減肥茶と常潤茶。
ある医療関係者によると、ここ十数年の会社の成長は製品の質によるものではない、と言っています。
この会社の目論見書などを分析すると、母体になった製品開発会社は2000年に設立されますが、業績不振で2005年には債務超過に転落するほどだったようです。
その後、商品は特段変えず、新しいブランドとしてパッケージを変え、マーケティング手法を駆使して売り出したところ、爆発的に販売が増え、会社は急成長。
2010年12月期には売上8.74億元、粗利7.83億元という、高収益企業に。
わずか数年でマーケットシェアの25%をとり、収益性の高さも相まって、香港上場を果たしたまさに「奇跡」でした。
が、香港のアナリストは、これらは「奇跡」ではなく「バブル」ではなかったか、と見ています。
上場後は会社の予想に反し、販売が伸び悩み2年連続で損失を計上。
その前から、「商品にかけられている製造コストは、1袋あたり4分(1元=10角=100分)に満たない」と囁かれていたようで、こうした悪評を大量の広告宣伝で打ち消す方策がとられました。
その結果、上半期の広告宣伝費は売上の71.5%にまで達したようです。
この手の健康食品の会社は研究が命のはずですが、役員はほとんどがマーケティング出身者で占められていたように、研究開発も後手に回っていたようです。
当初は売上の1%にも満たない金額で、力を入れると言ってからもせいぜい2.3%。
これは広告費のわずか5.72%に過ぎません。
経営側は、これまでも有力な博士を迎えるとか、高血圧を下げる製品の投入を行うなど表明してきましたが、全然機能せず、有力な製品は表れていないそうです。
内容を読んでいくと、いやはや大変な会社です。
原価率が10%の健康茶というを広告宣伝で売り捌いていったのですから、商売上手というべきなのでしょうが、内実が伴っていなかったのでしょう。
食品関連で高収益過ぎる会社というのは疑ってかかるべきかもしれません。