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雲南省臨滄市鳳慶県、春茶のシーズンに

雲南紅茶(滇紅)の生産で知られる、雲南省臨滄市鳳慶県でイベントが開かれ、春茶シーズンに突入したようです。

 

3月27日、鳳慶県滇紅茶産業連盟春季大会と鳳慶滇紅茶2023年春茶茶摘み式が安石村の茶花谷で開催されました。
式典では、鳳慶滇紅茶産業連盟が、経典58初製生産技術規範、生産加工技術規範、”新式茶ベース茶(工夫茶)”初製生産技術規範を公布し、2023年春茶買い上げ価格の指導意見を提出したほか、鳳慶滇紅茶連盟の公式Webサイトの正式な運営スタートを発表しました。

”安石のお茶はもっとも有名~”という茶の歌が歌われ、豊作を祈念しました。

茶園では、それぞれの茶樹の上にある枝葉が細く柔らかく伸び、茶葉の色は緑色で、茶の香りが漂います。
茶農家たちは籠を掛け、十本の指を茶の枝の間で踊らせるようにし、緑色のふっくらした春茶の新芽を一つ一つ籠の中に収めていました。
わざわざやって来た旅行客たちは写真を撮ってSNSにアップし、茶摘み体験をしたり、お茶の試飲をするなどのイベントに参加しました。

鳳慶県は”世界でも有名な滇紅の郷”であり、第18回中国茶業経済年会では、鳳慶県は”2022年度茶業ブランド建設模範県域”と”2022年度茶業百強県”に再び選ばれました。
今回の鳳慶県滇紅茶産業連盟春季大会と鳳慶滇紅茶2023年春茶茶摘み式で公布された生産技術規範は主に業界の成長の趨勢を分析し、思想をさらに統一して、チャンスを掴み、より多くの茶葉会社、茶農家の信用を得て、滇紅茶産業の発展の方向性を示し、製品の品質向上、企業の効益の増大、茶農家の増収、税収の増大という目標を実現するものです。

同時に、茶農家のさらに優れた原料を生産するという積極的な主体性を後押しし、茶葉産業の発展の基礎を作って、鳳慶滇紅茶産業の高品質な成長を実現するため、鳳慶県滇紅茶産業連盟は2023年春茶買い上げ価格の指導意見の中で、特に”2023年の鳳慶県の茶葉の生葉買い上げ価格は2022年の同時期の平均購入価格をベースに6%以上引き上げる”ことを提出しました。
これにより、鳳慶県は全面的に2023年の春茶の茶摘みシーズンに入りました。

 

現地の茶業者などが作る滇紅茶産業連盟という組織が、農家からの買い上げ価格を前年比で6%以上高くすると表明したようです。
価格を高めに誘導していかないと、コーヒーなどの別の農作物に流れる可能性もあるため、積極的に価格を引き上げていく方針のようです。

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