祁門紅茶の産地でも人手不足から、夏茶などは機械摘みに切り替えているところが出てきているようです。
安徽祁门:采茶人手少 茶机来帮忙
眼下正是夏茶生产的黄金时节,由于受炎热天气、采茶人手、人工成本、茶叶价格等诸多因素的影响,至使不少农户家的茶叶老在茶园来不及采摘。祁门县农机部门推广使用的采茶机械,为茶农们帮了大忙。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/a/201606/00004771.html
今は夏茶の生産の最盛期ですが、ひどく暑い天候、茶摘みの人手、人件費、茶の価格などの様々な要因の影響を受けて、多くの茶農家の茶葉は茶園で老いてしまい、摘まれないままになっています。祁門県農業機械部門は茶摘み機の使用を普及していて、茶農家たちを大いに助けています。
数日前に祁門県柏渓郷白塔生態茶園で見た様子です。数名の茶摘み人が小型の茶摘み機械を操作して忙しそうに作業していましたが、1分も経たないうちに1株の茶樹の茶葉を摘み終わってしまいました。「機械を使って茶摘みをすると、人手も、労力も省くことができ、効率も高いので、1人で1日に200kgあまりの茶葉を摘むことができ、これは人手の5倍以上です」と茶園の責任者は言います。
このような小型で便利で、一人で簡単に使える茶摘み機械は、産地の茶園での使用にとても適しています。これは祁門農業機械部門が外へ働きに出る人が多く、家の茶摘み人の手が足りないところに重点的に普及しているもので、機械を購入する際には補助金をつけ、茶農家が新型の小型農機を使用するのに資金援助をしたものです。
祁門県は安徽省の茶の生産の盛んな県の1つで、現在16万畝あまりの茶園面積があり、昨年の茶の総生産量は6850トンに達し、産出額は10億元で、茶業はこの県の重点的な支柱産業の1つになっています。ここ数年、祁門県は産地の実情にあわせ、秩序ある発展と優先的な発展を組み合わせ、重点的な発展と適度な発展も結びつけ、茶の機械化普及への力を入れはじめていて、これによって茶業の急速な発展を推進しています。
祁門県農業機械局局長の呉龍発氏は、「これまでに、全県では32000台の茶葉機械があり、そのなかには茶園管理機械もあれば、茶葉の加工機械もあります。現在、重点を置いているのは、茶摘み機の普及で、茶摘み機械を先進的に適用し、茶農家の使用を促しています。今後は茶園管理や灌漑、施肥、施薬などの方面で徐々に普及させ、茶の生産の全行程の機械化を実現したいと考えています」と話します。
茶葉機械普及プロジェクトの実施において、祁門県農業機械部門は農民を強くし恩恵を与える政策に落とし込もうとしており、積極的に様々な資金補助を茶葉の機械化の成長の中でつけていて、ここ数年で茶葉機械に費やした補助金は1330万元で、全県の農業機械の購入設置補助資金の76%以上を占めていて、これによって農民と茶葉会社は茶葉機械の購入と設置に5200万元を引き出していて、茶葉の機械化の発展と茶の生産率の向上を有効に促しています。
どうやら、政府が茶葉の機械購入に積極的な補助を出し、機械化をどんどん進めやすい環境を作っているようです。中国では茶葉機械メーカーの躍進もかなりのものなのですが、そうした背景には、このような政府の機械化へ向けた誘導政策があるようです。