福建省の武夷岩茶や安渓烏龍茶の先祖と見られる古茶樹群が福建省漳州市の雲霄県で見つかったそうです。
云霄惊现福建最早古茶树群落 初判为武夷岩茶源脉
“近根部径围1.7米。”17日,在云霄县火田镇白石村大帽山老林子里,县茶叶站技术员发现了当地最大的古茶树王。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2015/0118/article_176866.html
「根に近い部分の直径は1.7m」 17日、漳州市雲霄県の火田鎮白石村にある大帽山の林の中で、県の茶葉所の技術職員が現地で最大の古茶樹王を発見しました。
11日前、大帽山では直径0.85mの古茶樹が発見され、省農業科学院の専門家により樹齢が400~500年とされました。現在、古茶樹王の周辺にある大帽山、小帽山などでは、約5000畝ほどの古茶樹群があると考えられており、専門家は我が省でこれまでで最も古く、最大で、最も広範囲な古茶樹群落であると見ています。同時に、省の関連部門は保護活動を行い始めました。
これらの古茶樹群は、僻地にあったため保存されていたようです。古茶樹群落の中では、少なくとも5種類の古茶樹品種があり、専門家によれば福建烏龍茶(岩茶、安渓茶を含む)の源脈であると見られています。
16日から17日にかけて、雲霄県の大帽山、小帽山の調査に同行してみました。火田鎮の街から古茶樹王のところへは車と徒歩で2時間かかります。今回では岩茶の古樹とところどころ風化した岩地の様子が発見されただけでなく、”香茶樹”などの多くの今まで知られていなかった古茶品種が見つかりました。
地元の文化と歴史の専門家によると、大帽山の麓にある唐代の雲霄寺の跡地付近だけでも、1000畝あまりの唐代の古茶樹がずっと連なっています。このことから見ると白石村の古茶樹群落は昔から自然に繁殖したものばかりでは無く、昔の人たちが子孫に残してくれた財産とも言えるでしょうと話しています。
とても山奥から、大昔の古茶樹群が見つかったようです。今後の調査次第では、さらに色々なことが分かるかもしれませんね。