中国は近年、お茶に関して、さまざまな国家標準(国が定める基準)を設けています。
そんな標準の中でも、かなり基本的な部分を定めた「茶葉分類」という標準が2014年10月27日から施行されたそうです。
《茶叶分类》国家标准已于10月27日正式实施
根据中华人民共和国国家标准2014年第11号公告,《茶叶分类》国家标准自2014年10月27日正式实施。这是我国首次对茶叶标准形式进行分类,有利于进一步推动茶叶质量检验工作,维护消费者权利,便于茶叶市场监督。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/1101/article_175249.html
中華人民共和国国家標準2014年第11号公告によれば、「茶葉分類」国家標準は2014年10月27日から施行されました。これは我が国で初めて、茶葉の分類に関しての基準で、茶の品質検査作業を進めるのに役立つと共に、消費者の権利を保護し、茶葉市場の監督を進めるものです。
「茶葉分類」国家標準の中では、茶葉の術語と定義、分類の原則とその種類に関して詳細な規定があります。そのうち、茶葉の特徴について、国家標準は生葉、茶葉、萎凋、殺青、做青、悶黄、発酵、渥堆、緑茶、紅茶、黄茶、白茶、烏龍茶、黒茶と再加工茶という15個の茶葉業界の専門用語と定義を行っています。製造技術や製品の特性を中心に、茶樹の品種と生葉原料と生産地域を加えることを、分類の原則としており、我が国の茶製品は緑茶、紅茶、黄茶、白茶、白茶、烏龍茶、黒茶と再加工茶に分類されます。たとえば、烏龍茶の定義は、このようなものです。「特定の茶樹品種の生葉を原料とし、萎凋、殺青、做青、揉捻、乾燥などの特定の技法を経ることによって作られた製品」。ティーバッグは再加工茶に分類されます。
どんな国家標準なのだろうか?と思って原文に当たってみると、本当に基本的な用語をシンプルに解説しているだけの国家標準です。
しかし、それだけに非常に重要なことが色々含まれていまして、たとえば、日本で良く使われている「青茶」という用語は無くなっています。全て「烏龍茶」に置き換わっていました。
今後、中国茶をきちんと説明する上では、こうした国家標準を読み解くことが欠かせないステップになるのではないかと思います。