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台北市内で販売されていたお茶から残留農薬

中国国内でも市場の抜き取り検査で残留農薬が検出される事例が相次いでいますが、台湾でも同様の例が起こっているようです。

台北:4件茶叶及花草茶农药残留抽检不合格

台北市卫生局9月1日公布茶叶及花草茶残留农药检验结果,共抽验35件产品,检验结果4件产品不符规定,不合格率11.4%。

本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2014/0903/article_173567.html

台北市衛生局が9月1日に発表した茶とハーブティーの残留農薬検査の結果によると、35件の抜き取りサンプルのうち、検査の結果4件が製品の基準に適合せず、不合格率は11.4%でした。

先日、台北市衛生局はチェーンの喫茶店、茶葉店、観光地およびスーパーの売り場などの販売場所において、茶葉とハーブティーの残留農薬の状況を検査するために抜き取り検査を行いました。検査が行われたのは26件の茶葉と9件のハーブティーで、結果は、4件の製品が基準に適合しませんでした。

衛生局によると、今回の検査では23件のサンプルから残留農薬が検出され、そのうち19件の農薬残留量は制限の基準内でしたが、4件のお茶は基準に合致しませんでした。これらは、”高山茶、高級包種茶、菊花、古老伝説緑茶”で、検出された残留農薬の種類がその農作物に使って良いものではありませんでしたが、残留農薬の量自体は安全基準内でした。

今回の不合格製品の産地は、台湾、ベトナムおよびフランスです。台北市衛生局は、地元の業者に不合格製品の回収と販売中止を命じたほか、3件の不合格製品は他の県や市から来たものであったので、所轄する県や市の衛生局に検査を要請しました。1件の不合格製品は台北市の業者によるものであったので、既に法によって処分が下されました。

台北市衛生局は、一般農薬の多くは水溶性で、高温によって破壊されやすいため、お茶を淹れるときには80℃以上の水温のお湯を使うことを勧めるほか、できることならば1煎目は捨ててしまうことで、残留農薬の摂取を避けることができると注意を呼びかけています。

 

これを見て分かるのは、どこの国でも残留農薬の問題と無縁でいることはできないので、きちんと検査済のものを購入するか、飲み方に一手間加えるなどが必要になるかと思います。
しかし、そもそも残留農薬基準値は、かなり厳しい数値を設定しているので、多少オーバーしたものを数回飲んだぐらいでは健康に影響を与えることは、まずありません。
今回のニュースに対し、過剰な反応を示す必要は無いかと思います。

 

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