紅茶とイギリス王室の関係は、いろいろと伝説めいた話も多くあります。
そのうち、雲南紅茶は非常にわかりやすいつながりがあるそうです。
云南滇红茶将赴英国与伊莉莎白二世再续“前缘”
一包红茶,让英国女王伊丽莎白二世与云南结下不解之缘。8日,正在昆明参加首届中国-南亚博览会的云南滇红集团董事长王天权透露,该集团将于本月25日赴英国,赠送英国女王伊丽莎白二世滇红茶“中国红”。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0609/article_158038.html
1パックの紅茶が、イギリスの女王エリザベス二世と雲南を解けない縁で繋ぎます。
8日、昆明で開かれている第1回中国-南アジア博覧会に参加していた雲南滇紅集団の会長王天権は、滇紅集団が今月25日にイギリスへ行き、イギリスの女王エリザベス二世に”中国紅”と名付けた雲南紅茶を送る予定であると述べました。
1986年、イギリス女王のエリザベス二世は昆明を訪問しました。このときの雲南省の省長和志強は、”滇紅特級工夫茶”を国からの贈答品としてエリザベス二世に送りました。これにより、滇紅茶は英国王室に入りました。
聞くところによると、英国女王のエリザベス二世は、透明な器の中に入れて、それを鑑賞し、珍品としてみていたようです。王天権は笑って、こう言います。「この次は、必ず女王陛下のお口に、中国の最高の紅茶を味わっていただき、27年間の縁の中断を再開したい」
王天権は、これは滇紅集団の国際化戦略の布石の一つだといいます。
長らく、中国紅茶は原料としての輸出が主でした。ある人は、中国の七万の茶葉会社がまとまっても、リプトン1社に敵わない、といいます。王天権は、「我々は、製品の競争からブランドの競争に軸足を移し、国際的なブランドを作って行きたい」と言います。
王天権は、「現在、滇紅集団は既に、南アジアの国に茶園を作っています」といいます。
今年3月、雲南滇紅集団はスリランカの会社と共に、合資でクリーン化した茶葉生産企業への投資を行いました。この会社はスリランカで2400ヘクタールの茶園を持ち、4つの茶葉農園で毎年1000トンのハイエンド紅茶を生産し、スリランカの茶の芳香と雲南の茶の厚みを合わせて、国際的な高級茶ブランドを作ろうとしています。
王天権は、滇紅集団は新商品の研究開発と生産をスピードアップさせ、雲南紅茶を海外に出回らせ、国際化を実現します、と述べています。
滇紅集団の宣伝のような記事ではありますが、中国の茶業界が、世界戦略をかなりの意気込みで進めているのが分かりますね。