新茶の季節になり、美味しいお茶が出回るようになりました。
しかし、あまりにも飲み過ぎると、やはり良いことがありません。
武漢市の男性は、3日間お茶を飲み続けた結果、病院に行くことになったようです。
武汉男子连饮三天新茶出现醉茶现象
眼下正是新茶上市的季节,市民陈先生豪饮三天,感觉不适,只得就医。
52岁的陈先生平时爱喝茶。上周末,朋友送来两盒新茶。陈先生觉得好喝,当即喝了好几杯,如此连续三天。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0327/article_154742.html
記事によると、武漢市の52歳の男性は、お茶を3日間がぶ飲みしたところ、具合が悪くなり、医者にかかることになったそうです。
この方は、いつもお茶を飲んでいたそうですが、先週末に友人から新茶を2箱もらったそうです。
飲んでみると、非常に美味しかったので、3日間、何杯も何杯も飲み続けたのだそうです。
それが、一昨日の夜、腹痛と少し吐き気を感じました。
翌朝になっても症状はよくならず、武漢の総合病院にかかったそうです。
医師の見立てでは、これは「茶酔い」で、新茶を飲み過ぎたことに関係があるとのこと。
医師によると、茶酔いは新茶が発売される季節によく起こり、普段お茶を飲む習慣のない人が、たまたま大量に濃いお茶を飲むと、 茶酔いになりやすいそうです。
新茶というのは、摘んでから一ヶ月にも満たないお茶のことです。
お茶の中にある、充分に酸化していないポリフェノールなどの成分は、胃や腸の粘膜に強い刺激作用があり、飲んだ後に胃痛やお腹の張りを起こしやすくします。
その他、新茶に含まれるタンニン酸、カフェイン、アルカロイドなどの物質は、めまいや吐き気、発汗不眠症などの症状を引き起こします。
医師の薦めでは、新茶を買ったらまず半月ぐらい置いておき、茶の中のポリフェノール類や、アルデヒド類、アルコール分などの物質が少し揮発や酸化し、カフェイン、アルカロイドや芳香物質の活性が少し落ちてから飲むと良いと言います。
でも、茶酔いの症状が出ても大丈夫です。
一杯の砂糖水を飲むか、あるいは数個の飴やチョコレートをすぐに噛めばよいのです。
なぜなら、これらの食物は賛成なので、茶の中に含まれるアルカリ性の刺激物質を中和してくれるのです。
しかし病状が重く、呼吸が速くなったり、心拍の乱れやけいれんなどが起こった時はすぐに病院に行って下さい。
フレッシュな新茶は刺激的で美味しいのですが、やはり刺激的なものの飲みすぎは良くありません。
お茶会などで新茶を出す方は、ちょっと工夫をした方が良さそうですね。