寝かせることで味が良くなると言われる安化黒茶の1つ、茯茶。
この手のお茶はプーアル茶もそうですが、どうやって保存すればよいのか?というのが疑問だったりします。
その方法について解説している記事がありましたので、紹介します。
茶叶专家怡清源总工程师说茯茶贮存法
茶叶是一种具有较强的吸附性和吸湿性的商品,既容易吸附周边的异味物质,又容易吸湿而加速陈化和霉变。中国知名茶叶专家、安化黑茶领导品牌怡清源总工程师张流梅介绍,在较好的防潮、避光、密封的包装条件下,红茶、绿茶、黄茶和白茶的保质期一般为18个月,而安化黑茶茯茶却有所不同。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0320/article_154439.html
お茶は比較的強い吸着性と吸湿性を持った商品で、近くにある他の香りを持った物質を吸着しやすく、また湿気を吸いやすいので陳化の進行やカビの繁殖が起こることもあります。
中国でも有名な茶葉の専門家であり、安化黒茶のブランドである怡清源の技術責任者の張流梅さんに話を聞きました。
湿気や直射日光を避け、密封した包装という条件であれば、紅茶や緑茶、黄茶、白茶の保管期限は一般的に18ヶ月です。しかし、安化黒茶の茯茶はこれとは違います。
安化黒茶の茯茶と大多数の磚茶は、3~5年の貯蔵をしなければなりません。これによって、その香りがさらに良くなり、味もコクが出て、水色もより紅く、明るくなります。
これは茯磚茶の原料が比較的成熟しているからで、新しい磚茶はすぐに飲むとやや青っぽさや渋みを感じることがあります。これを良い条件の下で3~5年、あるいは8~10年寝かせることで、茶の中の香気や味を作る物質の酸化、重合あるいは分解などが進んで、味をさらにまろやかで甘く、美味しくします。
ただ、「古ければ古いほど味が良くなる」ということを茶葉の「骨董」として捉え、大量に磚茶を集めて、値段が上がるのを待つというのは非科学的であり、消費の原則にも適合しないと思います。
もっとも、時代の意義や、品質の違う製品をいくつか集めて、これを鑑賞し、味わうということであれば、これは一種の文化行為であり、その気品や味わいを体現するものでしょう。
茯茶の保存には、冷蔵庫での冷蔵やビニール袋での密封は必要ありません。
ただ、冷暗所で乾燥したところに自然の状態で置くのが良いです。
毎年、できれば1,2回ほど状態のチェックを兼ねて、ひっくり返すと良いでしょう。
保管する条件が良くなく、湿気の多い環境にあると、磚茶はカビてしまい変質します。
もし磚茶の中に白カビや青カビが発生したら、飲んではいけません。
安化黒茶の専門家の話でした。
プーアル茶と同様に、密封せず、直射日光の当たらない乾燥した場所に置くことが良いようですね。