今年の中国の春茶は、おおむね温暖な気候のおかげで茶摘みが前倒しになっています。
しかし、この時期は低温になると霜が降りたり、とまだまだ不安定。
一部の茶産地では、そうした低温による影響も出ているようです。
宜兴:今年初期新茶将会受到影响
尽管今年新茶开采比往年提早许多,但由于天气忽冷忽热,一些茶园部分茶芽被冻伤,直接影响了今年的茶叶生产。一些茶场老板深感无奈,表示今年的初期新茶会受到影响。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0318/article_158822.html
扬州今年明前茶将延迟到月底上市
按照往年的惯例,每年3月中下旬的时候,我市都会迎来本土新茶的集中上市。不过,这几天一场突如其来的低温天气和大范围降雨,影响了本土春茶的生长和采摘,记者从市茶叶行业协会了解到,目前扬州本地明前茶的头茬“嫩头”已经被糟糕的天气打掉了,明前绿杨春很可能将推迟上市时间。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0318/article_158826.html
江蘇省の宜興と揚州の様子を採り上げている2本の記事を紹介します。
まず、宜興の記事ですが、茶摘みは早くなったようなのですが、寒の戻りで影響が出たようです。
摘み取った茶の芽を見てみると、一部に凍害の症状である焦げたような芽があったそうです。
このため、生産量が伸び悩んでしまい、お客さんのところへの出荷が遅れてしまっているのだとか。
気温変動の様子ですが、市バスのクーラーを一つの目安として紹介しています。
3月8日、9日は非常に暖かく、というか暑いぐらいで、多くのバスではクーラーが入ったそうです。
ところが10日は急激に気温が下がり、クーラーはストップしていたとのこと。
凍害にあった芽が入ってしまうと、緑茶としては見映えが悪くなるほか、味にも影響が出るので、お茶の品質低下に繋がるそうです。
もっとも今後は気温の回復が進むと見られているので、影響は限定的になりそうだとのこと。
続いて揚州ですが、ここ数日、急に気温が低下し、さらに雨も降ったので、新茶の発売が遅れそうとのこと。
例年、3月中旬~下旬で新茶の販売を予定していたのが、3月末頃になる見込みだそうです。
こちらも寒気の影響で、新芽が凍害に遭ってしまったようです。
さらに成長もストップしてしまったので、明前茶の発売開始は少し遅れそうだとのこと。
ただ、致命的なものではなく、今年の産量自体は多いことが見込まれているので、こちらも影響は軽微のようです。
現地の茶畑は、防霜ファンなどの設備が整っていることは少ないので、こうした寒の戻りによる被害がよくあります。
とはいえ、大きく響くような被害ではないようなので、とりあえずは一安心でしょうか。