中国の茶産地では生産性向上のため、新しい製茶機械の導入が進んでいます。
特に黄山市の茶農家は積極的だそうです。
黄山市茶农更新制茶设备积极性高
为提高今年茶叶质量,黄山市很多自办小型茶叶加工厂的茶农借助国家农机购置补贴政策,纷纷更换制茶设备。
本篇文章来源于第一茶叶网 原文链接:http://news.t0001.com/2013/0226/article_157917.html
記事によると、黄山市では国の農業機械導入政策を活かし、農家の機械設備導入に対して補助金を出しているそうです。
製茶工場を経営している茶農家の話によると、有名なお茶を作っていても、製造技術と茶葉の品質を上げて、コストを下げるために最新の機械を導入していくことが必要で、それができないと市場で淘汰されてしまう、と言います。
今年、この工場では30万元あまりを投下して新設備を投資するそうで、1月には殺青機が取り付けられ、乾燥機も導入されたそうです。他、攤放の機械も導入する予定だとか。
これらの機械には国家の補助が出ることになっていて、5~6万元ほど支払われるようです。
こうした政策による農家の旺盛な設備購入意欲もあって、農機具生産業も発展しているようです。
地元のメーカーでは今年上半期で5~60台の生産を予定していますが、既に十数台の注文が入っているようです。
黄山市では2005年から茶葉機械への補助金政策をはじめており、昨年は8904台の機械がこの制度を利用し、1616万元の補助金を拠出したとのこと。
伝統的な作り方の方が・・・という気もしますが、お茶を産業として発展させたい中国政府としては、こうした機械化の促進をしてくことになるようです。