黒茶の製造法が一般の緑茶とどう違うのか?ということになんとなく疑問を感じる方もいらっしゃると思います。
その違いを簡単に説明している記事です。
黑茶初制与绿茶初制不同点
http://news.t0001.com/2011/0221/article_120388.html
湖南黒茶の加工は、殺青、揉捻、渥堆、複揉、乾燥の5つの工程を経ます。
黒茶の最初の工程と緑茶の工程はよく似ていますが、両者の品質は大きく違います。
その原因は2つ挙げられます。
1つは、黒茶の工程の殺青から乾燥に至るまでは、環境が保温保湿であることが必要です。
最初の過程では、高温の下で水を保ち、その後で、高温の下で水を取り除きます。
2つめは、黒茶の製造には独特の渥堆発酵という過程があります。高温多湿と渥堆の時に、大量の微生物の作用によって、殺青された葉の中の物質(主としてポリフェノールの化合物)が変化をもたらし、特殊な品質を形成します。
黒茶と緑茶の違いは、特に温度と湿度にあります。
緑茶は工程中で、とにかく乾燥、しかも温度もあまり上げない、ということを意識するのですが、黒茶は微生物の活動を活発にするために、高温多湿の環境を続けるという違いがあります。
分かりやすいですね:-)