福建省南平市の建陽区が、紅茶大手の正山堂茶業の子会社である”駿眉中国”の茶産業園(工業団地)を誘致したようです。
8月1日午後、建陽区は”駿眉中国・茶産業園”プロジェクトの調印式を開催し、副区長の張華氏が建陽区政府を代表し、福建正山堂茶業有限公司と江蘇駿眉時代茶業有限公司との協力協定に調印しました。
建陽区政協副主席の張礼華氏が調印式の司会を務め、福建正山堂茶業有限公司の副総経理である余崇興氏、江蘇駿眉時代茶業公司の副総経理である龔金海氏、および建陽区の関連部門の責任者らがプロジェクトの調印式に参加しました。
契約前、区の幹部と企業側の代表は座談会を行い、近年、建陽区は習近平総書記の福建省訪問時の重要講話の精神を十分に学び、”三茶”統籌の成長理念を十分に実行して、茶産業のエコで高品質な発展を進めるべきだと指摘しました。
建陽区は現在9.08万畝の茶園面積を有し、荒茶の生産量は7581トンで、緑色整体茶苑を6.65万畝設けており、主要な栽培品種は、水仙、菜茶、肉桂、紅茶などがあります。
同時に、建陽区は茶産業を模範的な産業となるよう、着実に規模を拡大し、品質を向上させ、茶葉会社にとっての十分なサービスを提供しています。建陽区は約2万人が茶産業に従事しており、登録済の茶に関する市場主体が769社あり、2023年の茶業の全産業チェーン産出額は10億元です。
同時に、建陽区は茶産業を模範的な産業となるよう、着実に規模を拡大し、品質を向上させ、茶葉会社にとっての十分なサービスを提供しています。建陽区は約2万人が茶産業に従事しており、登録済の茶に関する市場主体が769社あり、2023年の茶業の全産業チェーン産出額は10億元です。
福建正山堂茶業有限公司は農業産業化国家重点龍頭企業で、福建省重点上場準備企業の一つで、四百年あまりの正山小種の製造技術を伝承しており、2005年に会社が研究開発した紅茶・金駿眉は紅茶産業全体の成長を促し、中国紅茶の復興をもたらしました。
双方は「長期的視野、平等・互恵、共同発展の追求」の原則に基づき、今後、多層的かつ全方位的な戦略的協力関係をさらに構築していき、政府と企業間でのWin-Winの共同発展を実現していきます。
正山堂茶業は武夷山に拠点を置く企業ですが、駿眉中国は中国各地の地方政府などと協力して、紅茶を軸にご当地の茶ブランドも確立していくことを目的としています。
建陽区でも、かなり大規模な工場を建設していくことになりそうですから、どのようなお茶が生まれるのか期待したいところです。